七五三掛城(駐連掛城)

七五三掛城(駐連掛城)([小諸城  周辺城郭])

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七五三掛城(駐連掛城)の口コミ情報

2022年01月03日 内記かずりヾ(・ε・。)


七五三掛城(駐連掛城)は小諸城の南東約0.5km、千曲川に注ぐ松井川南岸(左岸)、標高約652mの河岸台地南辺端部上平場に主郭が存します。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。ただし城域外南側に位置する小諸市総合体育館側からは取り付けないのでGoogleマップに位置登録されている〆掛墓地(小諸藩主牧野家霊廟、現在も旧藩士関係者でないと墓地の利用は認められない。墓石に刻まれた姓を見れば徳川マニアは唸る筈…)を目標に設定するのが判り易いでしょう。墓地は既に城域です。

築城年代、築城者は不明ですが、鍋蓋城(乙女城と共に小諸城の前身であった。)を本拠とした小諸大井氏によって築かれた支城の一つと推測されています。が、お城の規模は広大で本拠にも近い事から当主、もしくはそれに匹敵する人物が城主だったと考えられているそうです。

お城は猪之丸、物見曲輪、駐連掛と呼ばれる3つの郭で構成されます。縄張は郭間を何れも深く幅広な堀で区画したアイランド形式、主郭は駐連掛で此処には帯郭状の腰郭に開口する空堀が確認出来る他、物見曲輪との郭間を隔てる空堀には繋ぎの土橋が用いられています。又、墓地と化した猪之丸は見るべきものは特にありませんが、物見曲輪の落ちたら死ぬレベルのワイルドさにはびっくりするかもしれません。

お城自体が断崖の台地上で周囲と隔絶しています。後世耕作地としての利用があったようですが、元々細かな遺構は無かったようなので縄張の基本形をよく残していると思います。

お城は城域外南側から眺める事をお勧めします。呆れ返るような場所に立地している事に驚愕する事でしょう。この断崖(後世にやや削られたらしいけど…)の上に長大な腰郭を介して主郭が置かれています。が、果たしてこの腰郭必要なんでしょか?心配しなくても誰も登って来れないぞ…

鍋蓋城、乙女城は小諸大井氏の本拠、七五三掛城はその支城群の中核だった事でしょう。幕藩体制成立以前の小諸城の歴史の一端を肌で感じてみるのも楽しいかもしれませんね。

※七五三掛城(しめかけじょう)て読みます。

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