与良城
与良城([小諸城 周辺城郭])
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与良城の口コミ情報
2024年05月15日 RED副将軍
北側に土塁と空堀が残る公園城🏯
オススメ度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎
築城年代は不詳。在地土豪である与良氏の居城。
与良氏の系譜がはっきり分かっておらず、正中年間(1324年~1325年)に小諸に入部した小林氏の後裔であるとも、武田信虎の家臣である安田義知が村上義清に備えて小諸の高津屋城に入り、新たに与良城を築いて与良氏を称したとも云われます。
その後の与良氏は上杉氏に従い、1554年に武田信玄が大井氏の鍋蓋城を落として滅亡させると、与良氏は武田氏に従属したとされ、与良城は鍋蓋城(小諸城)の支城として機能したと思われます。
見所
蛇堀川の渓谷の南側にある比高50mほどの平山城で甲州から善光寺を結ぶ古道を押さえる要衝でありました。
現在は南城公園として整備されており、大半の遺構は消失。西から南城、北城、鹿郭と連なっていた様で、駐車場の辺りが南城、公園が北城であった様です。南城と北城の間は堀切で区切られていた様ですが埋め立てられ道路となっています。
但し、北城北側に高さ3mほどのL字型土塁が残り、土塁の北側背後は木々に覆われていますが空堀があります。
また、鹿郭は山城地形が残っています。
写真
①北城のL字型土塁
②北城全景
③土塁を北側より
④北側の空堀
⑤鹿郭の切岸
⑥鹿郭内部