富士見城

富士見城([小諸城  周辺城郭])

小諸城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「富士見城」の地図・口コミがご覧頂けます。

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富士見城の口コミ情報

2023年09月25日 RED副将軍


東信濃では数少ない石積みが多様された山城🏯

オススメ度 ★★★★★

築城年代は不詳。大井氏が西の滋野氏に対する備えの為に築いた境目の砦が始まりと云われます。その後、天文年間(1532年〜1554年)に武田信玄が佐久に進出し、小諸城の前身である鍋蓋城を拠点とした際に、鍋蓋城の支城として整備され多少の石垣が積まれたと云われます。
武田氏滅亡後の信濃は徳川氏、上杉氏、北条氏による所領の争奪戦が繰り広げられます。
1582年には元武田氏家臣で徳川家康に従った依田信蕃が小諸城を拠点とし佐久平定を行います。徳川家康の命で依田信蕃のもとで軍監として赴いた柴田康忠が富士見城を居城としたとされます。
その後の富士見城の動向は不明で、1590年の小田原征伐の軍功により小諸城に入封した仙石秀久にも小諸城の支城として富士見城は使われたようです。

見所
小諸城の北側約2kmにある標高835mの飯綱山頂部に築かれています。城名の通り天気が良ければ富士山が見えるほど眺望の良いロケーションで佐久平を一望することができます。
現在は飯綱山公園となっており、小諸高原美術館の背後を登ると東の曲輪があり、堀切を隔てて主郭、二の曲輪、三の曲輪、四の曲輪が連なる連郭式です。
それぞれの曲輪の両側には幾段もの石積みが付された帯曲輪が斜面に配されているのが最大の特徴です。
石積みの高さはあまり無く、原始的な積み方であり土留め程度のものです。ここまで多量の石積みを譜勢したのは武田氏、徳川氏、仙石氏のいずれの時代であるのかはっきりとは分かっていない様です。

行き方は、小諸高原美術館を目標に設定。車で登れて駐車場完備であるため気軽に行くことが出来ます。

2020年11月09日 龍馬備中守【】


長野県の小諸市にある富士見城♪

富士見城の歴史詳細は不明な点が多いです☆
小諸、佐久を侵攻して来た武田信玄が小諸城の支城として築いたのでは無いか☆というのが有力な説となります♪

武田氏が滅亡した後はこの地域は真田氏と徳川氏の争う地点となります♪徳川氏はこの地域を制圧する為に上田城まで攻め込んで行くのですがその際に徳川方の柴田康忠がこの城に入城していた様です☆

城としては街道を望め小諸を一望出来る要衝に位置します☆巨大な船に似た様な形をしていて特に街道側(南側)は石を使い小刻みに郭を造り込みます☆郭側面に築かれてる石積みは信濃エリアに多い積み方で小さな鋭角鋭い石を粗く積んでます☆石の加工も中々出来ない時代に築かれている正に戦国に生きた証を今に残してます♪

2020年05月08日 内記かずりヾ(・ε・。)


富士見城は小諸城の北方約2.0km、高峰山の裾野にある独立丘陵、標高853.6mの飯綱山の山頂部北西側に主郭が存します。小諸城なんて築かなくても此処でいいんじゃないみたいな感じですが、飯綱山の南麓からは比高約145mに対して北麓からの比高は約30m、守りに不安を感じたのでしょうか、四方に敵を受け易い立地でもあります。

築城者は不明なんですが、大井氏が滋野氏に対する境目の城として築いたとか、大室氏という土豪が鎌倉時代に築城(別名大室城とも。)したとか言われてます。戦国時代には鍋蓋城(小諸城の前身っす。)の支城として武田氏によって利用されたらしく、第一次上田合戦(神川合戦)の際には徳川方の柴田康忠(甲州奉行、依田信蕃の軍監等を務めた。岩尾城の大井行吉を依田と供に攻めた際、依田兄弟討死後に岩尾城を説得により開城させた。娘さんは大井政吉室と伝わるが行吉の子なんでしょうか?)が在城しました。

行き方はGoogleマップに位置登録されている小諸高原美術館を目標に設定して下さい。徒歩で登ることはないです。飯綱山は飯綱山公園として整備されており、お城はこの一部分となっています。

個人的に変態城です。段郭を多数連ねていますが、その殆ど全てに霞城なんかを思い起こす石積みがデコレートされています。見たら誰でも「うっそ〜ん!」とか呟くでしょう。飯綱山は後世に耕作地として開墾されたらしく、山自体が大きく改変されています。近年発掘調査が飯綱山の北東部分で実施され、十段の石垣(石積みではない。)が検出されたようですが、全て耕作地の土留めのものと結論されました。が、城域内にある石積みは明らかにそれらとは違っていますし、耕作地にもならない帯郭程度の場所にわざわざ後世に石を積みまくる必要も無いことから、こちらは往時のものと考えてよいと思います。

とにかく信濃のお城としても全国的に見ても珍しいお城(石垣じゃないのさ〜)だと思います。公園化にともなう改変も含んでいて、心眼で見極める必要もありますが、気楽にサンダルで行けるので、小諸城に来る事がありましたら皆様も是非訪ねてみて下さいまし。

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