黒丸城
黒丸城([岡城 周辺城郭])
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黒丸城の口コミ情報
2025年12月05日 内記かずりヾ(・ε・。)
さて、今回の口コミは素敵な物件を紹介したいと純粋な気持ちで書くピュアコミだ。ハイパー高級和牛ステーキ店で、「最初は岩塩からお召し上がり下さい…」て聞いて最後まで岩塩で食べてしまうようなピュア過ぎるおいらが眼の色を輝かせながら書くんで、PKPK…謂わゆるピュアキラピュアコミとも言う…
…冬に突入しやしたねっ!恥ずかしがり屋さんの山城の姿が最も露わになる季節、謎虫も消えるし、熊さんとの遭遇確率も格段に減り(遭遇しないとは言わない。相手は野生動物なのだ。気紛れな奴もいるだろう。距離はあったけど、おいら元日にアプリの登録城、松尾古城の後背尾根筋で目撃した事がある。)、探索自体も夏場に比べれば格段に楽、みんなも自宅で縄張図と睨めっこしながら何処へ行こうかな等と悩んでいる筈…ちなみにアドバイスするなら難易度が比較的に高い物件を推奨する。冬場はめぐら〜を鍛える格好の時期でもある。そして上下のレインウェアだけはザックに詰めておこう。一つオーバーサイズの物がポイントだ。
黒丸城(朝倉但馬守城・城山)は岡城の西北西約2.5km、阿鳥川北岸(左岸)、標高932.2mの飯縄山山頂から南西へ伸びる支尾根中段上、標高736m地点の平場を中心に立地する要害です。南西麓の阿鳥川神社からの比高は170m位でしょか。
行き方はGoogleマップに位置登録されている、前述した「阿鳥川神社」を目標に設定して下さい。この神社から舗装道路を挟んだ南側に建つ当郷公民館に車を捨て、公民館前のT字路から200m位を北行し、左手の土手上に建つ道祖神脇の山道から該当尾根に取り付く。道形は不明瞭な所もあるので無理矢理にでも登るとよい。ちなみに楽な行き方もあるんだけど、山城は徒歩で登れっ!多くのものを見過ごす事になるだろうし、築城者の意図を理解するためにも大手筋を外す事は許されない。従って意地でも教えてあげない。
該地の小県郡青木村当郷は、「和名類聚抄」に載る跡部郷の本郷であり、「延喜式」に載る信濃十六牧の一つ、塩原牧の故地でもあった。中世には小県郡内浦野庄を構成する一郷、塩原郷に含まれる地域であり、祢津氏の分流、浦野氏や埴科郡に拠る村上氏の差配を受けていた事に間違いは無いと思うが、該地を知行地としていた者がはっきりしない。
築城年代は不明、築城者には朝倉氏が推測され、戦国時代の城主には別称にもあるとおり朝倉但馬守の名が伝えられている。同氏や同名については全くの不詳だが、朝倉姓に但馬守の受領名、黒丸でピンと来た一乗谷ファンも多い筈…ちなみに周辺地域には朝倉家の墓所が多数散見される、
「長野県町村誌」には、「村(當郷村)の北の方にあり。字東寺村の嶺上一平地、方八間(約14.5m)、今石垣存す。南の方低下する事四町(約436m)許、一平地十條あり。東西南は嶮峻数丈、北は低下して飯縄山に連る。堀切二ヶ所あり、某の居城たりしか不詳。」とあり、町村誌では白眉とも言える絵図が添付されている。
あまり知られていないと思うが小県郡の傑作の一つだ。植林された杉林を過ぎると城域が始まる。面積のある段郭を縫って進み、縄張図における通称4郭から濃い遺構が連続するようになる。主郭は段付きで明瞭な土塁が残り、その削平具合もばっちり、帯郭状の腰郭が東辺下段に設けられてもいる。堀切は総計で4条が数えられ、特に主郭北側山側背後の大堀切には誰でも唖然とさせられるだろう。今でも主郭の土塁から下りるのは至難の技だ。主郭からの北側尾根は三連続堀切を形成してもいるのだが、城域の北端部から見る山尾根のぽこりん感には毎度の事ながら感動させられる。そしてこれ等だけじゃ済まされない。このお城は竪堀の付き方が実にお洒落、山城界のファッションモンスターなのだ。通称2郭の西側斜面には信濃では珍しい畝状竪堀を形成している部分も見られる。興味があったらネットで縄張図を拾えるので参考にでもするがいいさ。
さて、おいらの紹介した登城方法を参考にした方は、最終堀切から20m位を歩いた場所に、未舗装ながら車両通行可能な林道が横切っている事に気付くだろう。軽い藪漕ぎもしながら城域に辿り着いたと思うんだけど、湧き上がる残念感は如何程のものであろうか…帰って来てからおいらにその怒りをぶつけてもよいけど、天翔十字鳳で返り討ちにするんでそこんとこ夜露死苦…
※竪堀は確認するのがやっとのものも多分に含んでいる。夏場は藪に塗れると思うし、そもそも論で斜面上を歩かないと気付かないものも多い。ちなみにこの急斜面には要らないだろう…てな感じの所にも付く信濃クオリティー、竪堀を越える横移動が極めて難しい事も教えてくれる。そう、竪堀極道パラダイスなのさ。
※小県郡を真田ブランドだけで終わらせるなんて勿体無いですぜ…
2020年12月16日 赤かぶ【】
今回は主郭背後を通る林道から登城してみました。
青木村当郷地区から上田市上室賀へ抜ける細い山道を車で進みます、山火事用心の赤い看板をしばらく行くと進行方向右側に路肩が広くなった所があり、そこに車を停めます。
この先車では行けません飯綱山林道を歩いて行きます。
他のネットの情報で城域まで15分とありましたが30分かかりました!足が短いからかもしれません(笑)
進行方向右側にカーブミラーとすぐ後ろに土塁が見えるのですぐ分かると思います。
主郭背後の3連続堀切が直ぐに見る事が出来ます!
高低差の切岸も必見です!!
ちなみに上室賀に抜けると「黙れ小童!!」で有名な室賀正武氏の城 笹洞城のすぐ近くに出る事が出来ます!
日帰り温泉施設もありますので併せて訪れてみてはいかがでしょうか。。。









