長島の堀之内

長島の堀之内([戸石城  周辺城郭])

戸石城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「長島の堀之内」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

長島の堀之内の口コミ情報

2026年04月17日 内記かずりヾ(・ε・。)


長島の堀之内は戸石城の南南西約1.1km、神川西岸(右岸)、矢出沢川東岸(左岸)、標高約559mの丘陵台地西縁上平場に立地した居館です。簡単に言えば、同じ戸石城のリア攻めマップにある米山城が立地する標高734mの山稜の南方裾野が住吉の丘陵地上に消える場所でもあり、同城は居館の主の詰城、要害であったと考察されている。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい…なんだけど位置が完全に間違っている。従ってリア攻めマップを参照して居館地を特定しよう。車で横付け出来るし路駐でも全然OK♪レベルだ。

築かれた年代は不明、お住まいになられていたのは小宮山氏と伝わるが、同氏は一筋縄ではいかない氏族であり、発祥、出自等をはっきりとさせる事が難しい。

鎌倉時代の備中国後月郡には大族の小宮山氏があったそうだが、その発祥は信濃国佐久郡小宮山であったと伝わっており、在名をそのままに西国へ移り勢力を扶植させていった事になる。「承久の乱」以降、新補地頭として吉備地方に移り住んだ武家は他にも例が見られる事から備中国の同氏もそういった氏族の一つであったのだろう。

信濃国の小宮山氏は、建暦三年(西暦1215年)二月十五日に発覚した「泉親衡の乱」の同心者として「籠山次郎 同国(信濃国)住人」の名が見られる(「吾妻鏡」)そうだが、同氏との直接の繋がりを明らかにする事は出来ない。一説によれば、佐久郡に割拠した、近隣の臼田氏や小田切氏等と共に滋野姓とも云われ、小県郡等に割拠した滋野三家の一つにして滋野氏の嫡流家、海野氏とは当然ながら同族という事になる。

佐久郡の小宮山は室町時代の中期には伴野氏による代官支配が及んでいる事から、それ以前に退転していた事は確実である。あくまでも個人的な推測に過ぎないのだが、小県郡の海野氏を頼り、該地の長島等に知行地を有していた小宮山氏の一族があった…等とは考えられないのだろうか。

「諏訪御符禮之古書」、享徳三年(西暦1454年)甲戌の条には、「一 小宮山花會滋野維貞御符之禮三貫三百文御頭役二十貫」、寛正二年(西暦1461年)辛巳御射山の条には、「下𡑭小宮山貞維御符之禮四貫六百文御頭役二十貫」、寛正五年(西暦1464年)甲申五月會の条には、「一 加頭小宮山滋野雅貞御符之禮三貫三百文御頭役二十貫」、文明五年(西暦1473年)癸巳五月會明年御頭定の条には、「流鏑馬浅野小宮山上田庄頭本打替々被勤仕候小宮山遠江守持貞代始御符禮三貫三百にて候を當年一貫八百にて御符を付御申候へ来年は引懸不可申候と被申候之間其分状ニ當年計は御意随候来頭には如先々三貫三百と書遣候使四郎頭役二十貫」、文明十五年(西暦1483年)亥卯明年花會御頭定の条には、「一 御堂小宮山幸貞御符禮三貫三百御頭役二拾貫寄子四ヶ地水殿三百」、長享二年(西暦1488年)戌申花會明年御頭定の条には、「一 加頭磯並上田庄御符禮五貫六百六十にて候を是へ三貫三百動足持來候使彌三郎代官今井重春同小宮山副状付候へは五百被出候小宮山幸廣」とあり、滋野姓を称する、小宮山維貞、小宮山貞維、小宮山雅貞(この三名は同一人物と考えられる。)、小宮山遠江守持貞、小宮山幸貞、小宮山幸廣の名が見られる。但し、これ以降、少なくとも同姓の小宮山氏については史料に現れなくなる。

居館の現況は…果樹園、耕作放棄地、空地等となっている。矢出沢川に面し、後背地には段丘台地の最上段面を控えている。城郭遺構云々の話ではなくなっているが、居館地の北辺底部を流れる用水路は堀形を通したものと推定されている。敷地範囲は曖昧だが崖端に占地されている事もあってそれなりに纏まりは良い方だと思う。

つい最近、アプリの家臣団コレクションに加えられた小宮山友晴は信濃国の出身とされているんだけど、その出自を佐久郡を発祥とする小宮山氏に求める事も十分に可能だ。但し、甲斐国の同氏については本姓を異にする全くの別系統とする説もありその論争に決着が付く事はない。

※「諏訪御符禮之古書」によれば、小宮山の姓は高井郡大岩郷の代官にも見られる。須田氏の被官であろう。

※写真⑥、背景中央に写る山稜が米山城の城山っす。

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore