吉沢城

吉沢城([塩田城  周辺城郭])

塩田城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「吉沢城」の地図・口コミがご覧頂けます。

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吉沢城の口コミ情報

2026年05月11日 内記かずりヾ(・ε・。)


吉沢城は塩田城の東北東約1.4km、尾根川西岸(左岸)、神戸川東岸(右岸)、標高約1090mの安曽岡山山頂から北東へ伸びる尾根下段上、標高781m地点の平場を中心に立地する要害です。東北麓の二幸園からの比高は180m位でしょか。安曽岡山は独鈷山系山塊を構成する一山であり、城地の北方には推定鎌倉道が東西に通っている。

行き方はGoogleマップに位置登録されている、前述した「二幸園」を目標に設定して下さい。この飲食店を過ぎた辺りから車両通行が可能な林道が西方へ伸びており、ほんの少し進むと安曽岡山へと登る登山道の入口が現れる。城地はこの登山道中に位置しているので後は登るだけだ。但し、九十九折りの道にはなっておらず、道筋は潔い事に急な山尾根に真っ直ぐに付いており結構な苦労をさせられる。ちなみに二幸園は松茸のコース料理で有名な敷居の高そうなお店、付近を彷徨くのは最小限に留めよう(歓迎されない。)。

築城年代は不明、築城者は吉沢氏と伝わる。該地の上田市古安曽は、中世には小県郡塩田庄の内であり、同庄は鎌倉時代の中期に執権の連署(実質的な補佐の役目である。)を務めた事もある北条義政が出奔し隠棲した事で知られている。塩田北条氏は、義政、国時、俊時の三代、五十七年間に亘って続き、正統は鎌倉幕府の滅亡に殉じたが、残された一族等は塩田五族として在地で存続したらしい。この五族の内の一氏が吉沢氏であり、村上氏時代の塩田庄代官、福沢氏もこの内とする説があるようだ。

「長野県町村誌」には、「村(古安曾村)の申(西南西)の方字吉澤入城平にあり。土人傅に、弘長の頃吉澤民部居城せしと云ふ。事跡不詳。」とあり、城主として吉澤民部の名が伝わっている。

城地までの全行程はロープ場の設定もある急登なんだけど、上田市立東塩田小学校の生徒さん達も毎年児童登山するために登山道の整備が毎年行われている。小学生に登れてめぐら〜が登れない訳が無い筈…なんだけど、結構、危ねぃ道だわ…小児の歩幅で本当にクリアー出来るのか疑問に思うような箇所も散見さりるしねぇ…引率する先生の方が精神的に鍛えらりるわ…ちなみに東信のお山は踏ん張りの効かない乾燥した固い砂礫層が地表面に露出している箇所が多く、安曽岡山もその例外ではない。

縄張は細尾根に2郭で構成されている。大手筋には段郭、登り切ると縄張図における通称2郭に入り、堀切を介して一段高い主郭へと入る。主郭の西面切岸には一部に土留めの石積みの残滓、山側南西側端部には人工の窪みが確認出来る。その用途は不明だが狼煙場等の跡であろうか。主郭を過ぎると一段低い土橋様の痩せ尾根へと通じ、此処にも堀切や竪堀が推定されるが不明瞭、地形を渡り切った先にある狭小な小郭で城域は終わる。この小郭から更に進むと堀切と見紛うような山尾根中の鞍部にぶつかるが、やはり信濃のお城の神が言うように自然地形であろう、端部を探ってみたが基本的に人工的に堀切られていない。但し、縄張として取り込まない訳にはいかないと考えるし、鞍部の先にある岩場の極小ピークまでが真の城域か。ちなみに両側急峻な山尾根には腰郭の造成すら許されていない。

該地の「古安曽」の地名にピンと来た方は相当に勘が鋭い。古代の塩田平は科野国造として九州の阿蘇地方から移り住んだ阿蘇氏(多氏)が最初に住した場所と推定され、即ち、「安曽」は「阿蘇」に通じている。

上記事柄は史料に欠けるが根拠が無い訳ではない。塩田平、現在の上田市下之郷に鎮座する生島足島神社の主祭神、生島神(万物を生み育て生命力を与える神である。)と足島神(国中を満ち足らしめる神である。)は朝庭と縁の深い神々であり、これを勧進出来るのは神武天皇の後裔とされる国造の多氏しか見当が付かないとも考察されている。

塩田平は神秘に満ち溢れた地域でもある。多くの自社が建ち並ぶ信州最古の温泉、別所温泉と生島足島神社、大日如来を安置する信濃国分寺は、夏至の朝、太陽の光によって一直線に結ばれるレイラインを見事なまでに形成している。先人達が残した何らかの儀式的、宗教的な意図は、そのままパワースポットの一つとして昇華され現代人を魅了して止まない。

アプリの登録城、塩田城を訪ねる人は多いと思うんだけど、こんな事を頭の片隅に置いて周辺地域を散策するとより楽しいて思うさ。詳しくはネットでガイドマップ等が簡単に検索出来るので参考までに。

※急に立ち上がるお山だけあって塩田平を一望出来る展望は絶佳だ。

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