女神山城
女神山城([塩田城 周辺城郭])
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女神山城の口コミ情報
2022年08月20日 RED副将軍
石積みと多重堀切の両方で見応えがあります✨
オススメ度 ★★★★★
築城年代等の詳細は不詳。
斎藤源左衛門の居城であると伝わります。
斎藤源左衛門は、1600年に真田氏に反旗を翻して一揆を起こして籠城したと云われています。
見所
標高927mの女神岳山頂に築かれています。
主郭は山頂に配され南北二段で東下に腰曲輪が敷設。主郭部は石積みが良好に残っており、直登200mを登ってきた疲れが吹き飛びます。
東下の腰郭にも石積み構造の虎口がありますがどこに通じるのか動線が見えずナゾです。
この城は石積みだけでなく、主郭南尾根は四重堀切、主郭北東尾根は大規模な三重堀切で分断されており、堀切だけでも充分見応えがあります。
行き方は、南東麓に登城口があります。登城口前の路側帯に2台程度駐車スペースがあります。登城路は比高200mをほぼ直登に近いですが、斜度がキツい分速く登れます。40分もあれば城域尾根に辿り着けます。
写真
①②主郭石積み
③主郭東下の虎口
④南尾根の四重堀切
⑤北東尾根の二重堀切
⑥竪堀
⑦南端の郭の虎口?
⑧登城路は直登
2021年09月17日 内記かずりヾ(・ε・。)
女神山城は塩田城の西方約3.0km、標高927mの独立峰、女神岳山頂に主郭が存します。西麓の長野県道177号線からの比高は200m位でしょか。
築城年代、築城者は不明ですが、城主として斎藤源左衛門の名が伝わっています。慶長五年(西暦1600年)に真田氏に叛いて立て籠りましたがその後の詳細は不明です。
今回お城へは諸事情で別所温泉駅から徒歩で向かいました。長野県道177号線を進み登城路入口まで距離にして約3.0kmといったところです。行き方はとりまGoogleマップに位置登録されている西南麓の瑞光寺を目標に設定して下さい。このお寺さんの東側のT字路に「女神岳登山道まで800m」の緑の看板が立ってますのでこれに従い、「女神岳登山道入口」の看板まで進んで下さい。後は上を目指して登るだけとなります。が、これ山頂部にある祠への参拝道でもあるんですが全く登山道になっておらず、平均斜度約45°の斜面を殆どただひたすら真っ直ぐに登らされる地獄のような道でして全く女神っぽくありません。自分九十九折の道が好きじゃないですが、「少しは曲げようよ…」とか思わず呟きます。空が見えてくると祠へ通じる石段が現れますが、この石段も全くNO MERCYでして角度が60°位で逆に危ない!でも登り切れば山頂部に一気に出るので潔い登山道と言えなくもないです。
お城は大変素晴らしいです。郭は大きく見て3つでしょか、主郭部から南側尾根は四重堀切+堀切1条でぶった斬り、北東側尾根は二重堀切+堀切2条でぶった斬り、特に北東側尾根の二重堀切はとても登れないレベルです。主郭部には土塁の他、石積みが所々切岸にデコレートされ、主郭部の東側には虎口を形成していたと推測される石積みなんかも確認出来ます。
お城の存する女神岳は古城(ふるじょう)が存する夫神岳(雨乞いの儀式、岳の幟で知られる。上田原、塩田平は降雪量も少なく全国有数の少雨乾燥地帯です。)と対のお山になっています。既婚者は片方だけ行くとお山がざわつくらしいので注意しましょう。信濃最古の温泉である別所温泉に来る事がありましたら皆様も是非訪ねてみて下さいまし。