岩井城(吉の城山)

岩井城(吉の城山)([平沢城  周辺城郭])

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岩井城(吉の城山)の口コミ情報

2025年12月31日 内記五郎ヾ(・ε・。)


さて、今年の城納めにと選んだお城は予想以上の積雪のために断念…登城口に立ってはみたんだけど、繊細な部分もある事だしちょと勿体無いかなて思ったのさ。本年の締め括りを失敗に終わらせるのもなんだし、その代わりに何処へ行こうかなと悩んだ挙句、思い付いたのがどうしても諦め切れないこの激藪城、過去2回の訪問で区切りを付けたつもりだったんだけど、昨晩の60cm強の降雪で別な表情を見せてくれるんじゃないかなて考えた訳だ。天才の閃きは冴えまくっちょる。元々期待していないので失敗しても受ける精神的ダメージは最小限に抑えられる。深い新雪の山城を訪ねる奴を天才と呼ぶのかは別な話だ。

…ポテンシャルが相当に高い山城なのは知っている。但し、城域全体を埋め尽くす熊笹藪と低雑木によって全体像や輪郭は勿論、部分的な遺構すら確認が困難な物件だ。ぞもそも論で誰でも探索自体を躊躇するだろう。

岩井城(吉の城山)は平沢城の西南西約6.4km、千曲川東岸(右岸)、標高約544mの通称、吉の城山山頂部を中心に立地する要害です。西麓の長野県道414号、中野飯山線からの比高は225m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい…なんだけど、そのままじゃ行けないので同じく位置登録がある「木島神社」を目標に設定して下さい。この神社から墓地を抜けて登る山道が付いている。車の捨て場所は己れの持つ器量で何とかしよう。付近には駐車出来るスペースもあるけど民家に近い明らかな私有地だ。ちなみに楽をしたかったら城地の東側を横切る林道を登ろう。車も捨てられるし、徒歩で登る比高も75m位に抑えられる。進む距離もごく僅かなんだけど、道は殆ど消えかかっており藪漕ぎは必須、城域に入ったら入ったで更に漕ぎまくるんだけど…

今回は林道が冬季閉鎖されていると想定して木島神社から徒歩で登った。山頂は見えているんだけど凄く遠く感じる道程(約1.5km)だと思う。積雪量はやはり60cm位、樹林帯で40cm位だったろう。おいら二十頭身美少年なんで脛が少し埋まるぐらいだったけど、普通の人なら膝下まで埋まる筈…菜々緒ばりの美脚でよかったわ…ちなみに降雪後の樹林帯を突破する際にはアウター等のフードを被っておくように…人が歩く振動で容易に針葉樹等から落雪する。首筋や背中に大量の雪が入った時なんか…

「ふ、ふわぁぁあああ〜」:(´◦ω◦`):

て誰でもなる。

登城の留意点は熊さん対策、もうそういう地域なのだ。登城中には見事な熊棚を一つ発見した。ついでに補足しておくが、中間点に建つ送電線の鉄塔を過ぎる(堀形と旗塚が現れる。)と道は消失気味、藪漕ぎが必須となる。楽だった山道も最後は長い急登となるのでその心構えだけは持っておこう。

築城年代は不明、築城者は岩井氏です。同氏はアプリの家臣団コレクションにもいる岩井信能でそれなりに有名だが、同名以前の事跡となるとはっきりしない。又、その生涯を見ると、「清和源氏満快流信濃泉氏の末裔を称する。」とあるが、個人的には高梨氏の一族であったとする説を信じている。岩井氏については、居館跡が2箇所、別に要害が1箇所(北信のお宝の一つ。)に存在するのでその際にでも…

縄張は3郭で構成される連郭式、郭間は堀切で区画され、縄張図における通称2郭の北辺下段には横堀が穿たれている。高梨氏城館のリア攻めマップにある菅の山城との類似性を感じさせるが、本来は高梨氏の要害がその発生なのかもしれない。大手は主郭からの北西尾根となり、連郭部に至るまでに3条の堀切+竪堀が穿たれ、主郭や要所には土塁が確認出来る。面白いのは突拍子も無い所に付く竪堀の1条…造成途中なのか寄手に対する堀としての効果が殆ど無かったりする。

降雪した山城は遺構が埋没してしまう事により嫌う方も多いと思うが、要は何を取るのかの問題だと考える。熊笹藪に塗れた物件はどんな季節に訪ねても変わり映えのしない藪のままだ。変化を期待しよう。少なくとも積雪が熊笹藪を寝かせてくれる事に間違いは無い。細かな遺構の確認はさておき、違った表情を探索者に見せてくれる筈だ。

結果としては成功だった。普通なら進入を躊躇うような場所もしっかりと確認出来たし、全体像の把握も極めて容易だった。おいらが岩井城を訪ねる事は二度と無いと思うんだけど、後悔の念を抱く事も全く無いだろう。これで本当の区切りが付いた訳だ。

※主郭には壊れているけど味のある説明板が土塁上に立っている。以前は整備されてたんかな。

※岩井信能〜各種書状から上杉氏に重用された人物である事が判る。信濃の国人としては須田満親と双璧だろう。

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