部谷沢城

部谷沢城([平沢城  周辺城郭])

平沢城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「部谷沢城」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

部谷沢城の口コミ情報

2024年01月07日 内記かずりヾ(・ε・。)


皆さん、私、部谷沢城を覚えていますか…え、覚えていない?…ほ、ほら、2年位前までは立派なアプリ登録城だったじゃない?覚えてないかしら…どうしたのかって?…そう、棄てられたの…さんざんぽちられた挙句、城郭変更勝手にされたら誰も見向きもしなくなったのよ…えっ、見向きもされなかったのは登録城時代からだろって…酷い、酷過ぎる…確かにアプリに残る写真は2枚だけ…しかも遠景のみ…みんな私の何が解るって言うのかしら…友人の美少年、かずりがこの口コミで本当の私を皆さんにきっと見せてくれる筈だわ…

…部谷沢城(へやざわじょう)は平沢城の南南西約3.1km、樽川北岸(右岸)、小樽川と大久保沢に南北を挟まれた標高約555mの山塊支尾根下段上平場に立地する要害です。西北麓の部谷沢集落最上段からの比高は110m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。前述の部谷沢集落の上段には車を捨てるスペースもある。尾根末端直下には送電線の鉄塔が建っているので手前を山側に入って適当直登する。注意する点は小樽川を渡った事を必ず確認する事、渡っていなければ登っているのは別尾根である。ちなみに結構な急登を強いられるので、城域外上段を南北に通る林道を車で進み、登山系アプリ等で該当尾根を確認した後、比較的緩やかな尾根筋を徒歩で下るのもよいかもしれん。城域までは藪だが踏み跡が辛うじて付いている。

築城年代、築城者は不明、史料、伝承等も無い。該地は毛見郷の南限に位置し、毛見郷の地頭職、毛見氏に関係するものと推測されている。室町時代後期に高梨氏が毛見郷に進出すると要害としての価値は無くなり廃城になったものと考える。

お城は急峻な尾根筋に二十段程の小郭を一直線に連ねた単純な縄張、信濃のお城の神には見えるらしいが、素人に確認出来るのは十段位であろうか。主郭の段すら何処になるのかあやふやだが、最も広い郭には誰が見るのか知らんけど説明板がぶら下がっている。城域の上限は標高約580m地点に残る、説明板が言うところの「大空堀」となる。誰がどう見たって普通の堀切だけど…又、別に腰郭が唯一箇所に付くが、此処に鎮座するとされる小社は頑張っても見付ける事が出来なかった。

信濃の要害らしい貧乏な縄張、でもねぇ…築城当初は大勢力に攻められる訳でもないし、これで十分だった筈だ。おいらは信濃の在地土豪や国人領主の築く要害の殆どは戦国時代に入ると既に陳腐化していたと考えている。この時代に入ると攻城主体は最大で国持ち大名程の勢力だ。例え要害堅固にこれ等を普請しようとも守れる訳が無く、事実、文献等から探し出そうとしても、こうした要害が攻城の対象となった事例が殆ど見出せない(素通りされる。後でどうにでもなるのだ。)。もはや一族の存亡を懸けて従うか逃げるかの選択しか残されていない。

部谷沢城の縄張は取るに足らないものだけど他と比べる必要も無い。往時の在地土豪の精一杯の普請だった訳だ。おいらはむしろ執拗に設けられた段郭に築城主体の意地と執念を感じ取れる。その意味では訪ねてよかったなと思わせてくれる城跡だ。但し、2回目の訪問は絶対に無い。

…どうだったかしら、お城でのかずりは私を褒めまくってくれていたので、きっと皆さんも思わず私に振り向いてくれるような素敵な口コミだったと確信しているわ。でもアプリ登録城に戻れるなんて決して思わない。だって平沢城にはどんなに背伸びしたって敵わないもの…かずりはそんな奥ゆかしい一面を持つ私の事を随分と気に入ってくれた筈…かずり、再びお城で会いましょう。

※写真が暗いけど天候は晴天、つまりはガスってる。城域を出たら太陽が顔を出した。

※写真⑤は城域内から見た小樽川の谷筋、該当尾根筋は急峻である。

2019年04月29日 北海琉球守如水


中央の鉄塔から奥に登ると遺構があるそうですが、電気柵に阻まれ登城を断念(>_<)

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料、アプリ内の課金も一切ナシ!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore