勝見砦
勝見砦([長窪城 周辺城郭])
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勝見砦の口コミ情報
2022年03月11日 内記かずりヾ(・ε・。)
勝見砦は長窪城の北方約2.4km、標高約669mの山間部丘陵緩斜面上平場に主郭が存します。西麓の舗装路からの比高は15m位でしょか。
行き方はGoogle マップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。車を付近の果樹園に乗り入れて捨てないようにしましょう。
築城年代は不明、築城者は勝見氏になるんでしょか。同氏の家伝によれば元は有坂にあった斎藤氏の一族で、依田川左岸の開発を目指して立岩に移り勝見の姓を名乗ったそうです。清右衛門常金は武田氏時代に立岩郷の代官となり勝見氏の祖となりました。
砦の立地は北方に勝見峠、深見峠を従え、鳥羽山東麓を進み深見から腰越を過ぎると丸子に至るかつて信玄古道と呼ばれた道がある。東方は山道を進み八重原から御牧原に至る。地味ではあるけど各間道を押さえる要衝であったようです。同じ長窪城のリア攻めマップにある恐怖の登城困難城、鳥羽城の支城とも。
砦の現況は雑木林、墓地等となっています。今でも勝見氏の所有らしく、勝見氏の墓所に加えて勝見氏氏神が祀られた小社が鎮座しています。砦の北側は池跡で、砦の存する丘陵地形は最近まで耕作されていたようです。縄張図に従えばこの四段程の丘陵が城域となりますが、北側斜面には三段程の帯郭状の削平地が付いています。削平が往時のものかは判りませんが、峠道を監視下に置く西向き、北向きの砦であったように思えるので参考までに…又、狼煙台か櫓台と思しき高まりなんかも城域最高所に確認出来ます。
訪ねた際は隣の果樹園でたぶん勝見さんがせっせと作業中…声掛けようかと思いましたがリア攻め終えたので諦めちゃいました。期待してなかったけど真面目にリア攻めすると楽しかったりします。長窪城に来る事がありましたら皆様も是非訪ねてみて下さいまし。
※明治時代初期に編纂された長野県町村誌には絵図が掲載されています。が、難し過ぎるので見ても参考になりません。