松尾城遠見番所

松尾城遠見番所([松尾古城  周辺城郭])

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松尾城遠見番所の口コミ情報

2026年07月07日 内記かずりヾ(・ε・。)


松尾城遠見番所は松尾古城の東北東約0.8km、角間川北岸(右岸)、神川東岸(左岸)、標高1440mの山稜山頂から南西へ向けて伸びる尾根上段上、標高約1368m地点の平場を中心に立地する狼煙台や物見台の類いです。南麓の角間川からの比高は470m位でしょか。但し、取り付きとなる松尾城跡登城口からの比高となると525m位になる。

行き方は松尾古城の口コミを参照してとりま古城まで登ろう。後は後背尾根筋をひたすら無になって登るだけだ。同城からの比高は330m位、傾斜はそれなり、ほぼ一直線の一本尾根なので迷う事は無いんだけど、兎に角、だるいよ。悩み事の一つや二つは登城中に解決出来るて思うさ。

築城年代は不明、築城者は松尾古城と同一、真田氏以外には思い付かない…てか、そんなんどうでもよくなるような物件だ。ある意味においてはびっくり物件でもある。

松尾古城は過去4回の登城経験があるんだけど、初回訪問時に遠見番所への途上において熊さんに遭遇するまさかの事態に…尾根下に逃げてくりりば続行したんだけど、期待に反して上へ上へと駆け上ってしまう迷惑ぶり…残りの比高は150m位だったんだけど、流石に後の危険性を考慮して断念してしまった。以降、古城へ登る度に再挑戦しようとは考えていたんだけど、「…今回は登らなくてもよくね、お腹も減ってるし、そもそも論で義務じゃないんだし…」等と自分に言い訳してパスしてた…そう、根性無して呼んでくりて一向に構わないんだけど、たぶん、口汚く罵った挙句にカンガルーキックをお見舞いするよ。

登ってみれば判るんだけど、何の為に築かれたのかの理解に及ばない。遠見番所と名付けられながらも物見台としての役目が殆ど不可能、下界は見えず特定の何処かを覗ける訳でもない。番所から見るとしたら遠方の高所から立ち上がる狼煙ぐらいのもんではないだろうか。おいらは角間峠や菅平口からの狼煙を繋ぐ場所の一つに過ぎないんじゃないかて勝手に考えてる。

実は山頂にない事でも狼煙台である可能性が高いんだけど、台としてはしっかりと普請された数少ない逸品だ。積石塚古墳を思わせる、内部に空間を持つ正方形に近い石塁が確かに残っている。番士の常駐さえ想像出来るものなんだけど、おいらがこの場所を役目に与えられたとしたら、角間峠を越えて勝手に暇乞い、上州吾妻の諸氏へ出仕する事を真剣に考えるだろう。水の手がある筈も無く、冬場は寒風に耐えるだけ、輪番制でなければ成り立たないような高所に過ぎる番所だ。ちなみに登城中の山尾根には何の為のものなのか判らない石塁様の石積みの段が確認出来る。

狂信的真田ファンを中心に結成された闇の実行部隊、「六文銭a.k.a十勇士」の構成員に蹴っ飛ばされるかもしれないんだけど、修験道に関わる何らかの奥社か修験の場所の跡が遠見番所の発生なんじゃないかて考えてる。根拠とするものは特に何も無く、おいらのフィーリングのみで言ってる話なんだけど、真田氏が篤く尊崇した山家神社は、白山信仰の霊峰、四阿山の山頂部に祀られる白山大権現を奥社とする里宮だ。同氏と白山修験道勢力との繋がりを証するものは残されていないんだけど、或いはこうした行者(山伏)を自領内にそれ相応の権益等を保証して抱え置き、境目等において、遠方との連絡や使い、狼煙や遠見の役目等に携わせていた…等と想像しても決して飛躍ではないだろう。

戸隠流の忍術だとか真田十勇士なんかを思い浮かべるから陳腐に感じる訳だ。各地の修験道勢力と武家との間には相互依存の関係性が数多く見受けられる。天台修験、本山派、大井法華堂の檀那には、佐久郡の「大井一家、依田一族」があり、法華堂は両氏やその被官人の熊野二所の先達(案内人)にと定められていたし、高井郡の井上氏や水内郡の栗田氏が戸隠山の別当をそれぞれ務めた事はよく知られている。小県郡において真田氏が白山修験道勢力と深い結び付きを持っていたとしても何ら不思議な事では無い。

※四阿山の南面中腹、白山大権現の中社、標高約1816m地点の平場に立地する「華(花)童子の宮跡」の石積みを思い出す。ちなみに同山は神川源流の恵みを流域にもたらす水分神(みくまりのかみ)としても崇められている。真田郷もその恩恵を直接受ける一つだ。

※写真①は松尾古城と松尾城遠見番所の近景を撮影した物っす。写真中央の山稜が遠見番所だけど山頂の手前に位置している。

※写真②は同じ松尾古城のリア攻めマップにある鬼ヶ城を撮影した物っす。写真中央のわちゃわちゃした所が城跡だけど永遠の色物物件だ。初訪問はめぐら〜になる前、短パンにTシャツ、靴はVANSで登ったら先着者に大爆笑さりた苦い思い出が残る場所でもある。ちなみに現在はロッククライミングの聖地?、訳解らんわ…

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