祢津城(下の城)

祢津城(下の城)([真田氏館  周辺城郭])

真田氏館 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「祢津城(下の城)」の地図・口コミがご覧頂けます。

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祢津城(下の城)の口コミ情報

2024年04月03日 内記かずりヾ(・ε・。)


さて、今回はおいらの推し城、祢津下の城の御紹介〜実は以前にも口コミしたんだけど、再訪に併せてこれを削除、ピュアな気持ちで新たに作成し直した。誰かに頼まれる訳でもなく勝手に限度を超えて応援、宣伝する行為、推し活は不純な心の汚れを拭い去る…

祢津下の城は真田氏館の南東約6.5km、千曲川北岸(右岸)、北方山塊裾野上、標高約825mの山稜山頂を中心に立地する要害です。南麓の長野県道4号、真田東部線からの比高は150m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されている東麓の「禰津城(下ノ城)登城口」を目標に設定して下さい。林道の途中にこの登城口があり、車も堂々と捨てられる。此処からの比高は80m位、登城路がしっかりと整備されているので後は登るだけ、楽ちん城でもある。又、林道をそのまま進めば搦手へ出るが、軽四駆以外の車はちょと無理だろう。

築城年代は不明、築城者は祢津氏です。同氏については長くなるので詳細は別の機会に譲る。ちなみに家紋は丸に月の字、かっちょよいっす。

東信を代表する優れた山城の一つ。はっきり言って知名度は低い。が、めぐら〜はそれによって訪城意志を左右されない筈…冒頭にもあるようにおいらの推し城、1人でも多くの方に訪ねて頂きたいと常々思ってる。山城好きならこのお城の凄さをきっと理解出来るだろう。

登城路には途中、帯郭状の腰郭と横堀が1条付く程度、虎口を抜けると肩透かしを喰らう感じでいきなり主郭に到着する。主郭は全周土塁囲み、展望に極めて優れ、千曲川の対岸、八重原の高原地帯も見通せる。お城のハイライトは主郭から北側に残る遺構、その全てだ。

縄張は比較的にコンパクトだと言えるのだが、主郭北側山側背後から城域北端まで、この間における堀切と竪堀の連続、堀系の密度感が本当に凄まじい。「どうなっちゃってんのよ、こり…」て誰もが思う筈…特に東側斜面に落とされる3条の竪堀が集合、落ち着いたと思ったら竪土塁を挟んだ長大過ぎる二重竪堀へと集約される様は正に圧巻の光景、もはや感動でしかない。この二重竪堀、九十九折れの林道に2箇所を分断されながらも総延長200m強を仲良く落ちていく。

下山はこの二重竪堀を下りる事を推奨する。竪堀は林道にぶつかるので、林道を下れば前述の登城口に自然と戻る事が出来る。竪堀に埋もれていたい変態はそのまま堀底を辿って下りればよい。ちなみに竪堀の終端で高度は殆ど下げている。

夏場でも結構見れるんだけど、やっぱり冬場に訪ねるべき山城、木の葉と下草が消えるので俯瞰気味に遺構を見通す事が出来る。又、城域内には石積みも広範囲に散見される。但し、特に城域下段において後世の耕作に伴うものとの重複箇所もあると考えられ、その判別が極めて難しい部分もあったりする。

山中の尾根筋や斜面に展開される雄大な土のうねりとぽこぽこ感、ぽこりん感、時間が経つのも忘れるぐらいの感動が此処には詰まっている。小県郡だからて真田ブランドに振り切るだけでは勿体無いですぜ…

※ジモティーから御指摘を頂いたけど、「ねづしものじょう」と読ませる。拘りがあるようだ。

※幸いな事に城域内は殆ど未整備に近い。登れない切岸に土留めの階段とロープが設定されている程度だ。

※写真⑥は西側斜面に落とし込まれる竪堀群、写真向かって手前の2条は下段で集合して1条となる。意味あるのか知らんけど、集合する以外に両者の立つ瀬が無いのも事実…又、結果的にはそう見えるが、明確に意図された純粋な畝状竪堀とは言い難いだろう。

※暇があったら縄張図よりも地形模型図を見て欲しい。

※最近のおいらは竪堀下りたガールに影響されて竪堀下りたボーイを目指している。言葉の使い方としては、「え、かずりが見当たらない?…たぶん、竪堀下りたっぽい(ボーイ)よ。」てな感じ…竪堀を本当に下りたのかは謎なところだ。

2020年12月28日 赤かぶ【】


祢津城(下の城)は上信越自動車道東部湯の丸ICからほど近い祢津集落の北側にあります。
城郭の南側には数台駐車出来るスペースがありますが、行くまでの道幅は狭いのでご注意を!
わりと整備され遊歩道を15分くらい行くと主郭に着きます。
主郭の南側は展望も良く上信越自動車道東部湯の丸SAなども見えます。ベンチもあり桜も植えらているので春はお弁当を持って訪れるのも良いと思います♪
周囲は土塁が盛られております!
主郭北側には上の城に続く尾根上に深い堀切・腰曲輪がつくられ北側の攻撃に備えています。
主郭背後の堀切は5mほどありロープを用いて降りて行きます。足場は悪いので足元はしっかりとした装備で行って下さい。
南側はわりと緩やかですが北側は荒々しくもワクワクする遺構のあるお城かと!

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