矢嶋城

矢嶋城([望月城  周辺城郭])

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矢嶋城の口コミ情報

2021年10月06日 内記かずりヾ(・ε・。)


矢嶋城は望月城の東南約2.4km、南北に延びる標高約695mの舌状台地北辺端部上に主郭が存します。北麓の舗装路からの比高は20m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されている北麓のカードック志賀を目標に設定して下さい。が、登城路…いや、主郭まで行ける農道は舌状台地下東側から付いてます。

築城年代は不明ですが、築城者は望月氏庶流の矢嶋氏と推測されています。矢嶋氏は養和元年(西暦1181年)、八島四郎行忠が木曽義仲に従い横田河原の合戦に参陣している他、平家物語にも八嶋四郎行綱の名が見られたりなんかもします。色々すっ飛ばして戦国時代に入ると永禄初年まで武田氏に抵抗していたようですが、後に調略を受けてこれに従う事となりました。この際に本領矢嶋の地は望月氏当主の望月信雅に与えられ、矢嶋氏には別の所領が宛がわれたようです。又、望月氏最後の当主、昌頼が土民一揆に襲われ自刃した際、奮戦した一行の中に矢嶋兵内の名があります。

お城は文字通りの舌状台地端部上に築かれ、縄張図なんかを見ると階郭式の縄張で結構凄いんですが、現況城域の殆どは耕作地か住宅地となっています。ただ耕作地は概ね郭や腰郭の削平地をそのまま利用している感じなので畑であっても気にならないし藪より遥かにましな気がします。主郭にはじゃが芋や長葱が…別の郭ではトマトなんかが栽培されてました。ちなみに日当たりも良いし本当に野菜栽培には適したお城だと思います。又、お城は主郭が浅望ふれあいロードて名称の自動車道によって分断され切通しを形成していますが、当初から堀切は無く城域は更に南側に続いていたようです。

城域内に入ると畑ばかり気になってしょうがないんですが、このお城は離れた場所から全景を愛でる事を推奨します。階郭式の段々、帯郭状の腰郭の段々がはっきり確認出来て往時を簡単に想像出来ます。雑木林の藪よりも畑にしてくれて逆に良かったよと誰もが思う事でしょう。

佐久以外ではあまり目にする事が出来ないお城だとも思います。望月城に来る事がありましたら皆様も是非訪ねてみて下さいまし。

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