細久保物見
細久保物見([望月城 周辺城郭])
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細久保物見の口コミ情報
2021年10月04日 内記かずりヾ(・ε・。)
細久保物見は望月城の東南約1.8km、南北に延びる山塊、標高約785mのピークの一つに主郭?が存します。西麓の長野県道150号線からの比高は80m位でしょか。
行き方は誰も行かないと思うのでパス…興味を持った変態の方はリア攻めマップを参照して下さいまし。林道が物見台の直下まで延びていますので軽自動車ならそこまで頑張れますが腹を擦るかもしれません。墓地が見えたらそこから適当直登です。
信濃のお城の神本(信濃の山城と館1、佐久編)に掲載されていますが、信濃のお城の神はその存在も含めて検証が必要と書いてます。付近一帯はちょっと現況からは信じられないけど耕作地だったらしく改変されている可能性が指摘されています。
従って築かれた年代、築いた方も不明ですが、位置関係からか望月氏の庶流の布施氏、矢嶋氏の名前が挙げられています。まぁ昔の事なんでよく判らねぃよて感じですかね。
物見台は山頂部を削平しただけの簡素極まりない縄張です。細長い土壇があるように思えますが、自然地形なんだか耕作地に伴う改変なんだかは全く判らない…てか普通の方なら通り過ぎる事間違い無しでしょう。又、改変で無ければ小郭が幾つか付いていたように思えます。そして現況は物見台のくせに展望は全くありません…真剣に此処で何かを見出そうとしている自分が恥ずかしくなったわ…
甲信地方には多く見られるジャンルである物見台…他ではあんまし聞かないとは思いますが、狼煙台と共に貧乏な信濃のお城を際立たせる代表例のようなジャンルですね。究極例は「旗塚」てジャンルですが、こちらの方は世界が終わる日の前日になったら皆様に紹介したいと思います。マニア向け、二度と行かねぃ。