佐口城

佐口城([龍岡城  周辺城郭])

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佐口城の口コミ情報

2026年06月16日 内記がずりヾ(・ε・。)


佐口城は龍岡城の南西約7.1km、石堂川北岸(左岸)、北沢川南岸(右岸)、千曲川西岸(左岸)、標高約911mの丘陵台地上平場を中心に立地する居館城です。南麓の佐口公民館からの比高は20m位でしょか。

行き方は…リア攻めマップを参照して城地を特定しよう。南麓には諏訪神社が鎮座しており車が路肩に捨てられる。ちなみに神社からの取り付きは無理なので、城地の西側下段から付く墓地へ通じる道を登ろう。感覚としては一段上がるだけだ。

築城年代、築城者は不明です。在地土豪層の居館城かと思われるがそもそもの話で該地を知行地とした者が不明である。

中世には伴野庄の庄域に含まれる地域だが、「長野県町村誌」によれば、明治時代の初頭には上村の内である。同村の村域は広大であり、史料が皆無に近い事もあって区域ごとの歴史を語る事が非常に難しい。諏訪社の存在から古くから人の定住があり集落等の形成があったと思われるが、「佐口」の地名自体、史料に現われるのは江戸時代に入ってからの話だ。

「定本 佐久の城」によれば、海尻城〜松原神社〜宮ノ上〜馬越城〜通城〜佐口城〜福田城〜小田切城〜臼田前山城の順に通る古道が推定出来るとされ、即ち、武田勢が利用した軍道であるとも推測されている。佐口城の城域は居館城としては破格の規模であり、信濃のお城の神は、「在地土豪層の居館跡と考えられているが、武田軍が足溜りの塁として使われたことも考えられよう。」と言っている。軍道云々の話は別として、千曲川沿いを進む佐久甲州道に出るよりも、各郷村等の連絡を大幅にショートカット出来る山越えの道筋が重宝されたであろう事は想像に難くない。

縄張は3郭が推定されており、平坦な台地上を広く使い切った佐久郡らしいものとなっている。城地には「堀」の小字が残っているそうだが、往時は全周堀囲み、特に北辺は現在の小山用水路の堀形を含めて二重堀が想像出来る他、各郭間も堀によって区間されており総体的な土木量が非常に大きい。但し、それと知らずに一見すれば、ただの耕作地、耕作放棄地、空地、竹林等であり、他の遺構等が無い故に全体像の把握が困難である。ちなみに下段の墓地内には喰い違いの虎口を思わせるような地形が見られる。

車を捨てた関係で前述した諏訪神社から直登しようとしたんだけど、藪と竹林に阻まれて断念してしまった。城地の半分は倒竹に塗れた竹林となっているので探索が非常に痛い物件でもある。ちなみにこの諏訪神社、約100年前の社前の写真が残されているんだけど今と様子が殆ど変わらん。

※主郭と縄張図における通称3郭とを隔てる堀切は見所だが、他の堀系は後世に道と化してしまい一見するとそれと判り難い。又、通称3郭の場所を郭とするのは少々蛇足のような気がする…

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