諏訪大社上社前宮
諏訪大社上社前宮([諏訪氏城館 寺社・史跡])
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諏訪大社上社前宮の口コミ情報
2023年10月04日 内記かずりヾ(・ε・。)
諏訪大社上社前宮は諏訪氏城館の南西約2.4km、諏訪盆地の南東域、標高約804mの山間鞍部緩斜面上平場に立地する神社です。諏訪大社は信濃国一宮にして全国約二万五千社ある諏訪社の総本山、武神として信濃武士の尊崇を集めたのは言わずもがな…
行き方は…説明する必要が無いぐらい有名な神社なんで割愛しやす。
創建年代は不明、日本最古の神社の一つとされるらしい。てか寺社の知識は持ち合わせていないし、調べてみると殆ど神話の様な話にもなったりするので割愛しやす。素人が簡単に手を出しちゃいけない世界っすわ…
城友1「かずり!?けっ、あんな俗世間に塗れたJr.アイドルが有名な神社の口コミかよ、メンズエステでも紹介しとけやっ!」
城友2「かずりん、煩悩の塊の様な美少年のくせに神聖な場所に平気で立ち入るなんて厚顔無恥も甚だしい。今度ばかりは許せないわ…」
…て、┻━┻ヘ(*`Д´)ノオリャー!!!
言っときますけど城めぐユーザーでこんなにも神を身近に感じてる男前もいないわっ!おいらが今までにどれだけの秋葉社や愛宕社、八幡社、御嶽社、山の神を参拝(殆どが小社で廃社…)してきたと思ってるんだっ!しかもっ!道祖神遭遇率は世間一般、全国的に見たって突出しちょるっ!リア攻めの際に小社や祠を前にすれば、「こんにちわ〜お邪魔します〜」と挨拶して、リア攻めが終わったら、「戻って来ましたよ〜ありがちょ。」と報告、帰り際には自分の事はさておき、「いつまでも此処にありますよ〜に。」と心に祈って下山する(話し相手が居ない。)。我ながら可愛いぐらい実際は信心深いのじゃっ!
…諏訪大社には四社が並び、上社の本宮、前宮と下社の春宮、秋宮で構成されている。個人的に前宮だけは今までに訪ねた事が無く、当日雨天のために山城登る気が失せた自分は取りこぼしの前宮を参拝する事に決めた。他にも理由はある。中世から戦国時代の信濃の歴史を調べる上で諏訪大社を無視する事は到底不可能、様々な文書でその名が登場する。中世信濃を語る上での第一級史料、「諏訪御符禮之古書」を読解するのは既に自分の中で密かな愉しみにもなっていた。
前宮は四社の中で最も歴史が古く、諏訪大社のホームページには、「御祭神が最初に居を構えられ、諏訪信仰発祥の地と伝えられています。」とある。かつて祭事の中心地であり大祝の居館地でもあった。観光資源としての上社のメインは本宮だけど、張り詰めた神聖な空気の中の前宮の方がおいらは好きー
越後との境目である水内郡志久見郷を本貫地とする市河氏(城めぐ的にはアプリの登録城、仙当城で有名な筈…)当主、市河盛房は元亨元年(西暦1321年)十月廿四日、一族宛に置文を残しているが、その文書中に次の一条がある。即ち、「…諏訪御頭あらん時ハ、みなうちつれて身の大事とさハくるへし、…」とあり、続く一文では六郎(助房)を頭に一族が協力(惣領制である。)して事に当たるよう注文する。盛房が諏訪社の神事の頭役に際して一族が取るべき行動に言及したて事はその影響力の大きさを物語っているんだろう。
※上社の本宮は諏訪市の内、下社の春宮、秋宮は諏訪郡下諏訪町の内、この前宮は茅野市の内である。
※諏訪湖の御神渡りは気温−10℃を下回る日が3日続けば見れるんだそう。近年は地球なんちゃら化の影響で絶望的らしい。ちなみに御神渡り拝観の儀の次第は上社から古くは朝廷、鎌倉時代以降は幕府に報せ(御神渡注進状)ていた。
※なんせ参拝客の流れが止まらない…本殿の写真を撮るために雨中を小1時間待ち続ける…