信濃境の円山狼煙台
信濃境の円山狼煙台([先達城 周辺城郭])
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信濃境の円山狼煙台の口コミ情報
2026年05月15日 内記がずりヾ(・ε・。)
信濃境の円山狼煙台は先達城の西南西約1.8km、釜無川北岸(左岸)、切掛沢川東岸(左岸)、標高約882mの丘陵頂部に立地する狼煙台です。西麓の長野県道195号、信濃境停車場線からの比高は15m位でしょか。城地はその名称のとおり耕地の中に孤立する完全独立丘陵の小山である。
行き方はGoogleマップに「丸山狼煙台跡」の名称で位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。城地は同じく位置登録がある「つつじが丘公園」として整備されているが車の捨て場所は己れの持つ器量で何とかしよう。
築城年代、築城者は不明だが、個人的には諏訪氏による普請だと考えている。本当に狼煙台であったのかも微妙なところであり、本来の目的は道押さえの砦、もしくは陣城(場)の一つではなかったろうか。
「長野県町村誌」の「城山(蔦木城山)」の記述には、「後ろに圓山ありて本城に通ずる烽火の場なりと。」とあるが、この「圓山」が信濃境の円山狼煙台だ。又、記述には、「甲信両國の咽咽たるべく、」と別にある事から、諏訪氏の恒久的な狼煙台等であった可能性も十分にあると考えられる。
天文十一年(西暦1542年)三月、城地の周辺地域、瀬沢や蔦木において甲州勢と諏訪勢との間で戦いが行われたと伝わっており、各所にはこれに関係すると考えられる小名等が多数残されている。信頼出来る史料が無い以上、実際に戦いがあったのかは知る由も無いが、同じ先達城のリア攻めマップにある蔦木城山と共に、特に蔦木における戦いの際の諏訪勢の陣城としては最良の占地だと考える。
狼煙台の現況は前述したとおり公園となっている。丘陵上は見事に削平されているが、往時は頂部を持つ平均的な小山であったろう。城郭遺構としては南側斜面に帯郭状の腰郭様地形が付いているがその時代は不明、耕作の跡とも見て取れる。全体的には色物物件(基本的に町村誌の記述から導き出された比定地である。)、周囲から城地を愛でるだけでよいと思う。
城地の東北東約0.3kmに位置する「井戸尻考古館」は、日本屈指の縄文時代の遺跡、「井戸尻遺跡群」から出土した遺物をメインに展示が行われており、芸術性の高い複雑な紋様を持つ土器や神像土器が多く入館者をどきどきさせてくりたりする。この考古館は出土物の石器等から「縄文農耕論」を提唱した事で学会?から異端児扱いされていたりもするんだけど、展示物を見ていると「なるへそ〜」等と誰もが呟く筈…ちなみに出土した土偶を擬人化した「異世界井戸尻つっちーず」が素敵…「あらたん」、「おーちゃん」、「などちゃん」、「はぁちゃん」、「みこちゃん」の5人?で構成され、デザインは当時の富士見町立境小学校の6年生が手掛けている。版権は誰の手にあるんだろうか…何かドス黒いものを感じる…お金の流れを何としても知りたい…等の野暮な疑問は抱かずにカプセルトイ自販機を回して缶バッジをコンプリートしよう。
※町村誌では円山からの展望を長ったらしく絶賛しているんだけどそこまで言う程のものではないような…
※遺跡や考古館の事は以前から知っていたんだけど、今日まで門外漢である事から訪問は避けていた。博物館系はやっぱし訪ねなきゃあかんわ…
※「井戸尻遺跡」〜国指定の史跡である。
※コンプリート〜土偶キャラ、5種類50パターンていう鬼の仕様だ。1回300円、小銭が破産するわ…回すおいらを見る考古館の館員の笑顔は本当の笑顔ではないのかもしれない…
※写真は2枚を除けばただの公園の写真っす。意味なんてありまてん。
※写真⑧は蔦木城山方向から見る近景っす。そろそろこの辺りでも田植えが始まるぜ。









