南真志野城

南真志野城([有賀城  周辺城郭])

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南真志野城の口コミ情報

2022年09月25日 【国替準備】国府左京大夫城介


諏訪大社禰宜の矢島氏が拠った城

【歴史】
築城者、築城年代ともに不明。
天文11年(1542)頃、諏訪大社禰宜の矢島満清が城主であったという。矢島満清は、天文11年の宮川の戦い(武田晴信VS高遠頼継)では高遠側に、天文17年(1548)の諏訪西方衆共に武田家に叛旗を翻すなど、度々武田家と戦っている。
廃城は前述の諏訪西方衆の反乱が敗北に終わった天文17年頃と考えられている。

別名:真志野城

【遺構】
有賀城の南東1.5kmに位置し、標高1,030m(麓から比高230m)の西山山系に築かれている。
主郭を中心に背後には堀切、麓方面には多段の曲輪を配置する典型的なこの地方の城郭である。主郭の三方を土塁で囲んでおり、西側の土塁は厚く、櫓台を兼ねていた。

【感想】
やや奥まった場所にあったため、中央道建設の際に破壊されることもなく、遺構は良好に残存している。また、里山として人の手が入っており、藪が少なく遺構も見やすい。

諏訪湖畔周辺にある城の中でも、かなり高所にある城(上原城や有賀城より高い)で、麓から舗装された道を一気に50m近い急坂を登る上に、所々滑りやすい箇所があるので注意してください。また、林道に入ると落石の危険性がある道であり、非舗装の上、泥濘がある場所もあります。

明確な登城道はないので、適当な場所から直登していく必要があります。登りやすい場所としては、城の南側に段曲輪っぽい地形のあたり(害獣捕獲罠や沢が目印)から登るのがいいかと思います。そこから、少し登れば、堀切の背後に繋がる細長い鞍部に出るので、右手に進んでください。ただし、土がかなり柔らかいので、雨が降った日などに登らない方がいいかもしれません。

堀切の大きさは、有賀城に比べれば小さいですが、城の規模とすれば十分な大きさだと思います。また、東側斜面には複数の曲輪が配置されており、基本的には東側から攻められることを想定しているような造りです。この東側斜面の曲輪には、所々石積みらしきものがあります。(後世の土留の可能性あり)

【アクセス】
岡谷駅からレンタサイクルで40分+徒歩10~15分(急坂に加え、非舗装林道のため)。
林道は地元の方も利用しており、停めるには注意が必要(訪城当日、5台がすれ違っていった)。

【写真】
①大堀切
②主郭の土塁
③主郭
④東側の段曲輪
⑤曲輪の石積み?

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