香炉の岩物見
香炉の岩物見([山吹城 周辺城郭])
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香炉の岩物見の口コミ情報
2025年03月03日 内記かずりヾ(・ε・。)
さて、基本的においらはソロめぐら〜、色物物件や謎物件、びっくり物件だけを廻る事も多いので自分から他人を誘う事は殆ど無いのら。大体にしてそんな物件に付き合う阿保もそうはいないだろう。が、今回紹介するびっくり物件にはなんと城友さんが頑張って付いて来てくれたっ!おいらのリア攻めがどんなもんなんかがバレて少し恥ずかしいけど、彼女もきっと立派な阿保なんだろう…
香炉の岩物見は山吹城の北北東約4.3km、砥川東岸(左岸)、諏訪湖の北方山塊を構成する一山、標高1414mの山稜山頂から南西へ伸びる尾根端部の南東側斜面、標高約1115m地点の岩場上に立地したと推測される物見台です。東麓の国道142号からの比高は45m位でしょか。
行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。位置登録したのは遠州の城友さん、彼もやはり相当な阿保だ。ちなみに車は国道脇の退避場に捨てられる。登城?は駐車場所から眼前に迫る山尾根の斜面を適当な場所を選んで適当直登する。結構なガレ場の急斜面なんで殆どは四足歩行を強いられる筈…登る比高は大した事無いので頑張ろう。
築城年代、築城者は不明…てか特に何かを普請した訳でもないだろうし、その年代を特定する事に意味なんか一つも無い。敢えて言うならば利用したのは諏訪郡に拠った勢力て事になるだろう。
物見台としては適地である。該地は現在の国道へ向けて張り出す狭小な崖地上の岩場だが、往時、眼下にあったのは中世の和田峠道、近世の中山道であり、小県郡から諏訪郡への通行を見張る番所的な物見の場としては極めて有効なのだ。周辺の樋橋は、元治元年(西暦1864年)十月二十日、上洛する武田耕雲斎が引率する尊皇攘夷派の水戸浪士、謂わゆる天狗党と、高島、松本両藩の軍勢が合戦(和田嶺合戦)に及んだ場所である。
物見台の現況は…三方を岩盤層が露出する垂直の崖地とした狭小な岩場、人工の跡は見られず物見台てよりは地形をフル活用した物見の場と言った方がしっくりとする。但し、往時から何かと目に付く特別な場所であった事は想像に難くない。びっくりする事に崖地上には摩利支天像の石板が置かれているのだ。一体誰が何の為に残したのかは知らんけど、ここ数十年の間でこれを見た人間は、信濃のお城の神とおいら、遠州と駿州の城友さんの4人だけだと思う。ちなみに此処から落ちたら死ぬ確率は70%位、頭から落下でもしない限り即死も難しいのでかなり苦しむ筈…
「香炉」は「ゴーロ」、即ち、石が散乱している場所を意味するんだそう。確かに崖下の斜面には崩落石が散乱しちょる。ちなみに「信濃の山城と館6、諏訪・下伊那編」をしっかりと読んでみたら、該地は信濃のお城の神が和田峠道に狼煙台や物見台の適地を求めて問題提起してみた単なる場所に過ぎない…つまりはびっくり物件である以前に色物物件でもある訳だ…それでもおいらは楽しかったぜ、誰も見向きもしないような崖の上を確かめる事が出来たしね。
今後、国道142号を走る際には…
かずり 「あの岩場の崖の上には摩利支天像の石板が置いてあるんだよ。知らなかったでしょ。」
美女1 「えっ、あんな所に…あなたてどんな場所でも登ってしまうのね!好奇心が旺盛な色男、ますます素敵に見えるわ!」
美女2 「趣味のためならどんな事でも厭わない。あなたこそ本当の男前だわ。美顔と抜群のスタイルだけで勝負している訳じゃないのね!」
美女3 「バレンタインデーのために毎年冷蔵倉庫を新造するだけの事はあるわ!世紀のエターナル美少年が世代を超えて受け入れられるのにはちゃんとした理由があるのね!」
〜以下永遠に讃辞が続く〜