小坂田山物見

小坂田山物見([武居城  周辺城郭])

武居城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「小坂田山物見」の地図・口コミがご覧頂けます。

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小坂田山物見の口コミ情報

2025年06月04日 内記かずりヾ(・ε・。)


さて、色物物件でも楽に訪ねる事が出来るんなら許せるんだけど、何とも言えない恐怖や不快を感じたり、体力的に持ってかれたりして想像以上の苦労を強いられるような物件も数多く存在する。今回の口コミは成果よりも不快が遥かに勝る物見台の推測地…紹介しても城めぐ的には何の+にもならない。

小坂田山物見は武居城の東方約9.2km、田川北岸(右岸)、標高826.3mの通称、小坂田山山頂に立地したと推測される物見台です。南麓の高野山真言宗の寺院、慈眼山永福寺からの比高は55m位でしょか。最初に断りを入れておくけど、物見台に登ってもしょうもないんで立派なお寺さんの方を訪ねよう。

行き方はGoogleマップに位置登録されている「道の駅 小坂田公園」を目標に設定して下さい。西側に見える小山が該当山稜、公園内のマレットゴルフ場から取り付ける。車の捨て場所は…道の駅なんでね…

築城年代、築城者は不明です。てか、該地は交通の要衝、幾度となく合戦の舞台となった場所であり、信濃のお城の神が、このお山が物見台として活用されなかったとは到底考え難い…て理由から調査に入った正真正銘の色物物件だ。

該地の筑摩郡塩尻郷東条(田川を境に西条とに分かれる。)は、元享三年(西暦1323年)七月廿七日の時点では諏訪社下社領であり、その地頭は塩尻次郎重光であった。同名は、延慶二年(西暦1309年)以降、神役用途を勾留したとして幕府に訴えられたがその召喚の求めに応じず、近隣の地頭、藤澤左衛門尉信政が重光への催促を幕府から指図されている。

2年前位に立ち寄った事があるんだけど、国土地理院地図にもはっきりと図示されている遊歩道を見付けられずに陣払い、短パンで藪漕ぎすんのも気持ち悪いしねぇ…縄張図から読みとれるのはただの地山なんだけど、中途半端感を常に抱いていたので改めて訪ねる事に…せめて山頂には辿り着きたかったのさ。

遊歩道を見付けられなかったて書いたけど、気付かなかったてのが正解だ。この道、放棄されてから久しいらしく、途中からは一面の熊笹で埋め尽くされている。決して進めない訳ではないので頑張る事にしたんだけど、サーフィンで言ったらそれこそムネ位の高さっすわ…そこら辺の地山で苦労はしたくないもんだ。

リア攻めは殆ど通り過ぎただけの内容だ。熊笹は根が地中で繋がっているんでそれぞれの高さがほぼ同一、従って地形の判別ぐらいは出来るんだけどねぇ…極小の小ピークに三角点を認めて秒で陣払い…もう知らんがな…

この後にアプリの登録城、埴原城をリア攻めした城友さんと合流したんだけど、恥ずかしくって何処に行って来たのかよう言えんかったわ…今更ながらで申し訳無いんだけどこんな場所を探索(通過)してやした…ちなみにネットで検索しても一切ヒットしない物件なんで初物にはなるのかしらん。これからも物見台に関する情報はこの口コミだけだろう。

小坂田山の南麓を東西に通る中山道に設けられたのが塩尻宿だが、戦国時代の塩尻には近世の五千石街道沿いに古宿があり、武田氏によって開道された軍道、棒道沿いに設けられていた。永禄六癸亥年(西暦1563年)三月晦日、傅馬條規(伝馬制)を定めた武田信玄朱印状は、「塩尻之宿中」に宛てられており、当時から既に宿としての認識がある。塩尻は現在も東西南北の諸県へ通じる一目瞭然の交通の要衝だ。

※小坂田山〜標高1665mの高ボッチ山の南西裾野が平野に消える所に位置する南北に長い完全独立山稜、非常に目立つお山だ。

※塩尻〜海無し県なのに海に纏わる地名だ。なんでなんかを知りたければ各自が奮闘努力してくらさい。ちなみに上田市なんかにもある。

※五千石街道〜諏訪郡高島藩の飛地領、約五千石が筑摩郡にあり、諏訪郡とこれ等を結んでいたのが同道だ。埴原城のリア攻めマップにある高島城移築城門が塩尻市片丘大字北熊井に位置する高野山真言宗の寺院、雨寶山常光寺に残るのもそれが理由だろう。

※写真①〜④は遊歩道を撮影した物…一応、歩き易いように土留めの段とか付いている…

※写真⑤は三角点を撮影した物、気合いで探してくらさい。

※写真⑥〜⑧は山頂からの北東尾根中段上に位置する秋葉神社を撮影した物、秋葉社は火除けの神を祀るが狼煙台の跡へ勧進される事も多い。但し、ここでは純粋に塩尻宿の火除けの神として祀られているのかもしれない。ちなみに小坂田山物見の探索の結果だけど、山頂は物見の場、狼煙の場が秋葉神社の位置でいいんじゃね…

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