神谷の物見

神谷の物見([小岩嶽城  周辺城郭])

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神谷の物見の口コミ情報

2026年04月08日 内記かずりヾ(・ε・。)


さて、信濃のお城の神は、「長野県中世城館跡:分布調査報告書」や「日本城郭大系」、「長野県町村誌」、近代から現代にまで至るまでの各郡市町村誌等のプアーな情報から城地を特定、調査する事を基本としているんだけと、地域に残る伝承や字名を頼りに、古老等への聞き込み等によってこれをやってのけるところに本当の神の偉大さがあるて常々思っている。縄張図を描く事よりも遥かに困難な作業だろう。想像してみてくり、不確実な情報を元にある程度の見当を付けて奥山やそこら辺の裏山に足を運ぶのだ。城地を特定出来た時の喜びは何にも勝るて本人も仰られている。そんな神をリスペクト、今回の探索はこりに倣って「信濃の山城と館7、安曇・木曽編」に未掲載の物件を選んで頑張ってみた。

神谷の物見は小岩嶽城の東北東約8.8km、犀川西岸(左岸)、高瀬川東岸(左岸)、両川の合流点から北方へ伸びる山脈中の一山、標高727mの山稜山頂から東南へ伸びる尾根端部上、標高578m地点の平場を中心に立地する物見台です。東麓の国道19号からの比高は60m位でしょか。該当山尾根の南面直下には東西に寺沢が流れて谷筋を形成しており、同じ小岩嶽城のリア攻めマップにある中村城との間を隔てている。

行き方はGoogleマップに位置登録されている「橋本建材工業(有)採取場」を目標に設定して下さい。この採取場と西側山側後背地の一部が城地である。但し、比高を稼げる山側からアプローチした事もあって気付かなかったのだが、採取場への立ち入りが全力で禁止されている。従ってリア攻めは止めておこう…

築城年代、築城者は不明です。該地の安曇郡大穴村は、江戸時代には松本藩領池田組に属していたが、その名称のとおり、中世には同郡大穴庄を構成する一村であった。但し、時代不明なるも後に三村に分村、神谷の物見はこの内の小泉村内に立地する(現在は安曇野市明科南陸郷1781番地となっている。)。同庄は「仁科之内」であり、築城者には、仁科氏の一族、もしくは被官衆が推測出来るが、時代における城主等の変遷を考慮する必要がある。

まず、この物見台に関する「明科町誌」に記載された情報を列挙しよう。

南陸郷五六〇〇〜五六〇一番地神谷の後方の尾根先の松林である。

⚪︎残存状況ー尾根先に25m×45mの平地と、200m余上方の尾根に30m×50mの平地があるのみで人土を加えた跡はない。

⚪︎文献ー寛政元年(西暦1789年)池田組明細帳に「古城跡一ヶ所、但シ神谷ニ之有リ委細知レズ」とある。

⚪︎伝承ー遠藤某なる者が守っていたと云う。

⚪︎地名及び周辺の遺跡ー東北の山麓に殿畑という所がある。宮日向の登り口に大穴大明神跡がある。

⚪︎考察ー見晴しが良く明科方面、小泉・生坂方面が良く見える、中村城の見張所であろう。

…以上となる。地図上での位置は載せられていなかったので、これ等の記述を頼りに城地を特定した。

物見台の現況は…町誌には側面図と簡易な縄張図の掲載があるんだけど、これを見ると二つの平坦地を持っており、単なる台の規模を遥かに逸脱したものとなっている。現況とこれ等の相違点は、小丸山上の尾根先の平坦地がばっさりと削られてしまっている事…気持ちが良いぐらいの現代の削平地だ。縁部を歩けば土塁様の地形が長く見られたりするんだけど、明らかに削平残土を寄せたもの。即ち、気の所為…その谷側には腰郭様地形や横堀様地形が見られたりもするんだけど、明らかに気分で削られたり掘られたりしたもの。即ち、気の所為…意味のあるものなんてこの場所にある訳が無い。又、西側山側上段の平坦地は山尾根緩斜面上に設けられており、一平地というよりは半ばで段が付けられている感じ…軽自動車なら通れそうな林道によって南端が大幅に削られているんだけど、北縁の一部には土塁様地形が見られたりする。たぶん気の所為なんだろうけど…

身も蓋もなくリア攻めは止めておこう…て言ったんだけど、説明したとおり探索してもしょうもない物件だ。はっきり言ってただの採石場を見に行っているだけの話だわ。一応、情報としては町誌以外では初出となるので後究のために口コミしておく。変態の自分勝手な使命てやつだ。

※たぶん元から殆ど地山に近かったろう。

※南陸郷五六〇〇〜五六〇一番〜地番から簡単に特定出来るかと思ってたけど、これだけのために市役所に行くのもなんだしねぇ…

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