布上城

布上城([小岩嶽城  周辺城郭])

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布上城の口コミ情報

2025年03月05日 内記かずりヾ(・ε・。)


布上城は小岩嶽城の北方約7.1km、乳川西岸(右岸)、標高1371mの雨引山から東方へ伸びる尾根末端部上、標高約987mの小ピークを中心に立地する要害です。東麓の伊の神公園墓地の駐車場からの比高は305m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されている前述の「伊の神公園墓地」を目標に設定して下さい。当然、車も捨てられる。城山は山頂から南北に派生する山尾根の肩を持ち、何れの尾根筋も山の肩を下りると東方へ向きを変える。山稜は正座した人間が自然と掌を膝の上に置いたような姿であり、山尾根のどちらを選んでも登城は可能である。

登る山尾根は北側を選択、南側よりも断然楽だ。取り付きはこの尾根の末端部からがよい。急登とはいえ踏み跡程度の道も付いている。伊の神公園墓地の最奥部から尾根に取り付くのも結構だが、急峻故に尾根上に上がるのに相当な苦労を強いられる。

登城は二段階で考えた方がよい。山の肩まで登ったら一休みしよう。その後、暫くは高低差の緩い山尾根を進むが、最終的には急峻過ぎる山頂ピークまで、比高100m位を一気に登る事になる。山の肩まで登って体力的に厳しいと感じたら潔く下山しよう。人を選ぶ山城である事に間違いは無い。ちなみに下山に南側の尾根を選択すれば縄張の全てを補完出来るが、こちらの尾根筋は低雑木が多い上に小ピーク一つを登り返す必要性が発生する。

登城の留意点は熊さん対策にある。出来る事は最大限に努力しよう。初訪問は4年前になるのかな。おいらが熊さんをはっきりと目撃した最終事例はこのお山においてである。尾根下を逃げて行く子連れの母熊は当初、明らかに山麓を目標としていた。単独入山時は五感を働かせて緊張感を保っていこう。対策が出来ていなければお山には近付かない事だ。

※もう、このレベルの山城になると登山系アプリの活用が必須になってくる。多くの方達にとって登城は初体験だろう。不安定要素を抱えたままでの行動は不必要な体力の消耗を招くし精神的にも苦痛だ。

築城年代は不明、築城者は仁科氏の分流、大和田氏が推測されているが、同氏については別の機会に譲る。大和田氏は同じ小岩嶽城のリア攻めマップにある観勝院山城の築城者でもあるのだが、個人的には仁科氏に従う別の氏族の普請によるものだと考えている。

お城は面白い。南北の山の肩には小堀切が認められる程度だが、主郭部の遺構の残存度が極めて高く、堀切や竪堀、畝状竪堀、土塁、堡塁等が明瞭に確認出来る。少し変わっているのが、主郭の土塁+二つの堡塁の西側、一段下がった所に正三角形に近い台形の空堀様地形と掘り残しの土塁様地形を持つ事…天水溜めとも推測されているが規模からすればあり得ないだろう。個人的には櫓台、もしくは主郭の土塁+堡塁から張り出す半地下構造の小屋掛け等を想像している。

二度と行かねぇ…と思ってたお城を再訪、体力的に持ってかれるし、嫌な事ばかりが思い出されるんだけどねぇ…それでももう一度だけ見たかったのさ。このお城でなければ経験出来ないものがある。コンパクトな砦規模の要害ではあるんだけど遺構は殆ど完存しているし、苦労に見合うだけのものは必ず返ってくる。

※城山の東側斜面は登頂不可能なぐらいに急峻、平均斜度は70°から80°の間だろう。伊の神公園墓地から山頂部を見上げれば正に壁だ。又、特異な山容は虚空蔵菩薩を誰でも?思い浮かべるが、めぐら〜的にはアプリの登録城、小県郡の塩田城に似ていると言えば解り易いかな。

※登城難度が真に高い山城においては、リア攻めよりも登山をまず優先して計画を立てよう。お城を楽しむのはそれからの話だし、現地に赴いたからといってどうにかなるとは限らない。低登山には低登山なりの危険性が常に付き纏う。特に目標が広がる下山時には注意が必要、複数の尾根が交錯する山道等の分岐点では現在地の把握と方向確認を決して怠ってはならない。下界が見えているからといって安易に一歩を踏み出さないように…待っているのは山麓ではなく道迷いかもしれないのだ。基本的に軽装備のめぐら〜は高度を下げる事のみに必死になるだろう。

※今回の想定外は…気温の上昇による融雪の落下、野生動物の踏み跡等により高度を上げた部分での尾根筋が長い距離で凍結していた事…従ってかなりの部分を積雪のある斜面上に逃げてぷちトラバースしている。山道等の凍結箇所は装備が無ければ実際上歩けない。

※五感を働かせて〜難しいし殺せないけど「FIRST LOOK, FIRST KILL」の精神だwちなみにおいらの鳴り物は熊鈴と警笛のみ、喋り散らかすラジオ等は推奨しない。

※写真①は登城中に山尾根のザレ場(久しぶりに股裂きの刑を受けたぜ…)から撮影した布上城の近景っす。遠いわ…

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