眼子田原の城(沢渡城)

眼子田原の城(沢渡城)([殿島城  周辺城郭])

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眼子田原の城(沢渡城)の口コミ情報

2025年08月22日 内記かずりヾ(・ε・。)


眼子田原の城(沢渡城)は殿島城の西方約1.9km、大田切川南岸(右岸)、天竜川西岸(右岸)、標高約641mの河岸段丘台地上平場に立地したと推測される居館城です。南東麓のJR飯田線の沢渡駅からの比高は30m位でしょか。該地は第二河岸段丘面に当たり、西側背後は崖地となって上段に続いている。

行き方はリア攻めマップを参照して下さい。付近に目標となるものがありまてん…車の捨て場所は己れの持つ器量で何とかしよう。

築城年代、築城者は不明です。てか、この物件についてはとりま以下を参照してくらさいな。

「信濃の山城と館5、上伊那編」に掲載があるんだけど、信濃のお城の神が言うには…

この集落は初め「沢の渡り」と言ったようで、弘安年中(鎌倉、1278-87)に二階堂出雲守(貞頼か)が小出近辺を知行し(「蕗原拾葉」では九千丁を領す。)応永年中(1394-1427)小井弖薩摩守沢の堂五郎がこの近辺を領したという。(「信濃国昔姿」「信濃城主得替記」)その他の史書にも出てくるが、往昔、この地に小井弖氏が居住し、勢力を張っていて、その分流も多く居住していて、その関連の城館が、眼子田にあったと考えられている。一説には宮態わういの館との説もある。

…簡単に言えば、小井弖氏関連の城館が該地の眼子田にあったと推測され、一説によればそれは「宮態わうい」の居館であったかもしれないて事になるんだろう。宮態わういが誰なのかは皆目見当が付かないが…

色物物件中の色物物件だ…該地が特定されていないとかそういったレベルの話ではなく、神の言葉を借りるならば「あってもよさそうに思われる」的なレベルの話だ。おいらがこの記述をまともに読んだのはあくまでリア攻め後の事…「あってもよさそうに思われる」てフィーリングだけで成立したような物件を汗だくで頑張った救いようの無い阿保…あの時間を返してくれ。

お城の現況は畑地、一般住宅とその敷地等となっているんだけど、そもそも論で何処なんだろう…探索は縄張図?に描かれた中心地を目安にするしか手立てが無い。神は近傍の方から、一般住宅の裏手に当たる沢渡区マレットゴルフ場がそうではないかとの話を聞いているんだけど、これだってねぇ…16番、17番、18番ホール辺りを一纏めにすれば屋敷の1件ぐらいは建ちそうなんだけど、10番ホールの土の高まりも捨て難いとか思ったりなんかして…あ、もうどうでもええわ…

「沢渡」て言えば「さわたり」て読むのが一般的だけど、長野県では「さわんど」て訛るのが殆どだ。意味は文字通りに沢(川)を渡る場所、此処では天竜川の渡し場であった事を示唆している。北安曇郡白馬村にも同じ地名が見られる他、みんな大好き、上高地の前衛拠点、「さわんどバスターミナル」で耳にした方も多いだろう。

話は脱線したが、該地の台地東縁上には「羽場先(一段高い所の先端の意である。)」の小名が残り、此処からは天竜川が良く見通せる。又、北東麓の第一段丘面には三州吉田道の辻(渡し場へ通じる。)を控えており、周辺に、川筋を見張り、古道を扼す城館の類いが存在したとしても何ら不思議な事ではないように思う。個人的にはこの辻の直上、台地面の北東隅に当たる要害地形を形成している場所を推したいが…

※小井弖薩摩守沢の堂五郎〜沢渡五郎でよいんじゃないかな…小井弖薩摩守は、応永七年(西暦1400年)七月から続いた「大塔合戦」に参陣しているので当時の当主だろう。その子、五郎の知行地て事なんだろうか。

※天竜川の渡し場〜渡った後に東行すれば殿島城に辿り着く。

※「さわんどバスターミナル」〜上高地に未だに行った事が無い方へ…上高地は一般車両の乗り入れが禁じられているため此処からはタクシーかバスを利用して登る。佐々成政の越中から信濃入りを是非とも体現したいて阿保は真冬に歩いて安房峠に立ち寄ってから上高地を目指すのもよいだろう(河童橋まで約14kmの行程らしい…)。ちなみにバスターミナルの周辺には砦の類いが3箇所に存在する(制覇済みだけどリア攻めマップにスポット登録出来ないんで…興味があったらインスタを参照してね。)。飛騨入りする山県昌景が引率する人数が通った道でもあるんで赤備えファンも歩いてみるがいいさ。

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