大島(座光寺)仁右衛門屋敷

大島(座光寺)仁右衛門屋敷([妻籠城  周辺城郭])

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大島(座光寺)仁右衛門屋敷の口コミ情報

2023年10月03日 内記かずりヾ(・ε・。)


大島(座光寺)仁右衛門屋敷は妻籠城の南方約1.9km、標高約472mの山間鞍部台地上平場に立地した屋敷です。該地は西方山塊が台地に変わる場所であり、同じ妻籠城のリア攻めマップにある神明砦からみやま沢を挟んだ北西麓に位置する。

行き方は…リア攻めマップを参照して下さい。実は同じ妻籠城のリア攻めマップにある妻籠丸山砦は至近に位置するのでそちらを参照するのもよいかな。該地へは私有地の耕作放棄地を横断する必要がある。

築かれた年代は不明、お住まいになられていた方は名称のとおり大島(座光寺)仁右衛門です。「座光寺」と聞いてピンと来る方は立派なマニア、座光寺氏は伊那郡大島、座光寺を本貫地とする。恐れ多い事に「寛政重修諸家譜」によると平安時代のチート級武士、あの鎮西八郎源為朝(おいらにとっての源氏のイメージは為朝、義仲、義経のそれ。戦は抜群だが処世がやんちゃ…)の後裔を自称しているが同氏についての詳細は別の機会に譲りたい。

大島(座光寺)仁右衛門が座光寺氏においてどんな立場にあったのかは不明だし、遠隔地である妻籠に来住した時代もはっきりしない。同氏は戦国時代に衰退を経験した一族なので来住する意味合いも時代によって左右されると思う。後には妻籠宿の宿寄せに従い妻籠中町にお引っ越し、屋号は「高麗屋」、妻籠宿町役人七人衆の一人となったらしい。又、天正十二年(西暦1584年)九月の「妻籠城の戦い」では籠城衆の中に大島道旦の名が見られるがその関係性は不明だ。

屋敷の現況は…みやま沢の谷筋に面する要害地、第一印象は、「もっといい所に住めばよいのに…」だ。台地上の最上段に立地し現在は殆どが山地に続く雑木林となっている。往時の屋敷地はもう少し西側に広がりがあったそうだが、後世の溜池造成によって細部はおろかその敷地範囲も明確ではない。屋敷跡とされる高台は採土のために削り取られ櫓台程度の面積でしかなく屋敷地と言うよりは砦に近い印象さえある。ちなみに周辺は山地からの水が豊富に出る多湿な場所、居する環境としてもよろしくないんじゃ…トレッキングシューズも泥だらけになったわ…

※写真⑧は屋敷地から見た本郷丸山砦の遠景っす。

私事ではあるが御報告、把握している信濃の全城館を城めぐのリア攻めマップにスポット登録する地道な作業がこの度終了致しました。アプリ登録城の範囲によって作成出来ない城館も当然あるけど、概算で総計千数百箇所、登録出来ない物件は意外にも百件未満だったと思います。

どのお城本でもそうだと思うが、該地が一体何処に位置するのかが最大の問題点、おいらのバイブル、「信濃の山城と館」もその例外ではなく、特に広域図を省略している点が問題となっている。位置図で示された範囲が市町村の何処を示しているのかがまず判らない。明確なランドマークが無いものに関してはそれこそ古い字地名や三角点の標高表記、等高線の形から割り出すしか術が無い。城めぐのリア攻めマップはアプリ登録城ごとに見る必要があるけど、スポット登録を極めて正確に出来る点と余計な情報を省いて目標だけを表示する点においては他の追随を許さない。つまりはこれのみで該地に到達出来るようにした。リア攻めは登山系アプリで補完すればOK♪ちなみにあくまで自分のため。それこそ携帯の画面一つで事足りるようにしたかった。

が、作業中に気付いちゃった点も一つ…それは正確な位置にスポット登録されていない物件が散見される事だ。自分も最初の頃は結構適当だった。今回の作業では納得いかなくなった物件に関しては削除して改めてスポット登録をやり直した。いいねぽちしてくれた皆様には本当に申し訳無い気持ちで一杯だが、今までに苦労して書いた口コミの殆どは現在消え去っている。

山城においての話だが、正確な位置にスポット登録するには国土地理院地図の画面のみが有効(そもそも大概の位置図は国土地理院地図がベースだ。)だ。標準地図や航空写真はもっての他、悪意は無いとはいえ時には城域すら被らないもの、山尾根を間違えているもの、山陵そのものを勘違いしているもの等が見受けられる。画面上では誤差の範囲かもしれないが、現地での差は距離や標高、地形に多大な錯誤が生じる。リア攻めマップのみに頼ってリア攻めする方もいないと思うけど遭難を誘発する可能性すら潜在する。

SNSも含めて誰でも簡単、気軽に情報発信出来る時代だが、それに対する反応、評価も必ず受けるものだと思う。ましてや管理者や本人でなければその情報は消えないのだ。自分も常にその事を念頭に置いて口コミしてるし、間違いに気付けば面倒だけど後には訂正もしている。情報に誤りがあれば是非伝言して欲しい。有り難く拝読して修正させて頂くつもりです。

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