本城

本城([大島城  周辺城郭])

大島城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「本城」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

本城の口コミ情報

2023年11月15日 ほりーないと


河野大宮神社から寺沢川沿いを堀越地区(東)へ進むと松茸観光と書かれた大きな看板があります。この交差点を左(北)へ曲がった辺りが本城です。更に左(天竜川方向)へ曲がると車内からハッキリと堀切(写真②③)が確認できます。

車内からこの堀切を初めて見た時、こんな城がここにあるのは何故? 誰が築城したの? 周辺の城郭とは違うと思いました。説明板には築城年・築城者共に明らかではないと書かれています。"信濃の山城と城館"には「大河原(大鹿村)の南朝勢力も視野に入れる必要がある」「戦国末期まで使われた可能性が高い」とあります。

古い時代、伊那谷から大河原(大鹿村)へ行くルートは地蔵峠・分杭峠(いずれも秋葉街道)、豊丘村の唐松峠の3つだけでした。本城から堀越地区を経由して唐松峠へ行く事ができます。南北朝時代、宗良親王が大河原を拠点としていたので、本城もその勢力の城と一つと考える事もできます。
戦国時代、本城は神之峰城主・知久氏の領地でした。神之峰城は離れた所にあり、本城を支城とするなら寺沢川の対岸(南)に築城するのが自然だと思う地形です。神之峰城は武田氏によって落城しました。武田氏の伊那谷の拠点となった大島城(松川町)は本城から近い所にあります。伊那谷と秋葉街道を結ぶ主なルートは、豊丘村の唐松峠、飯田市の小川路峠(神之峰城近く)です。

豊丘村誌には本城についてほとんど書かれていません。本城がどんな城だったのか知るには、周辺の城郭、当時の道(古道)、地形などがヒントとなるだけでした。築城年・築城者共に不明のお城を知るために周辺を調べることは勉強になり面白いです。本城を東へ進んだ堀越地区にヒントがあるかもと考えましたが、松茸の季節は近づけませんでした。引き続き、本城を通じて色んな事を調べたいです。

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料、アプリ内の課金も一切ナシ!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore