小田草城

小田草城([飯山城  周辺城郭])

飯山城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「小田草城」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

小田草城の口コミ情報

2022年05月13日 内記かずりヾ(・ε・。)


小田草城は飯山城の南西約4.4km、田草川南岸(右岸)、東方へ延びる山塊尾根上、標高約587mのピークの一つに主郭が存します。北麓の林道からの比高は100m位でしょか。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。取り付きは西麓からで林道から田草川を渡る小橋を見落とさないように…後は尾根筋を直登するだけですが、西麓には表札程度の案内板が立木に打ち付けられています。少し前までは道が付いていたのかもしれません。

築城年代、築城者は不明ですが、江戸時代に描かれた古地図には城主として望月肥後の名を伝えています。この方の詳細は全く不明、ちなみにお城の詳細も皆無に等しいです。戦国時代にお城の存する静間の地は高梨氏の領分だったそうで、感じとしては在地土豪の要害に拡張と改修を加えた二次利用てところでしょか。それなりの縄張を持っています。

信濃のお城マニアからも敬遠される登城困難な激藪城っす。が、冬場から初春まではそんなに藪は酷くない。蔦藪が群生する前ならOK♪かと。ちなみに自分は2回目の挑戦、城納めと意気込んだ降雪中の令和三年大晦日、登城中に胸まで沈み込む新雪を泳いで脱出、クレバーな美少年なのにどうかしてたわ…

お城は主郭部まで尾根筋に多数の小郭を段郭状に連ね要所を堀切と竪堀でぶった斬り、土橋なんかも確認出来ますね。主郭は土塁と腰郭付き、圧巻なのは主郭西側山側背後の巨大堀切でして、この手の山城としてはちょと信じられない程の大きさ、凄まじいです。ただこの堀切、中土塁を2条入れた三重堀切とする見方もあるんですが、ちょと無理があるんじゃないでしょか。少なくとも現況は堀切内の両切岸に帯郭状の段が付いているのみ、且つこの段には堀切を構成出来るだけの面積もありません。又、三重にする意味も不明っす。

つまらん説明よりもネットを「小田草城・信濃(同名城は美作にも存する。)」で検索すると昭和四十年代に撮影された貴重な丸裸の遠景画像を楽しめます。山城ファンならきっと訪ねてみたくなる素晴らしい写真、ただ年間を通じたお城の賞味期限は短いのです。

※北信のお城の藪は前に進めない頑張れないものが多いです。謂わゆる細かで元気な枝を持つ密集した低雑木ですので鞭で数百回叩かれても大丈夫な方は是非、経験上1番無理なのは椿藪っす。

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料、アプリ内の課金も一切ナシ!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore