座光寺南本城
座光寺南本城([飯田城 周辺城郭])
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座光寺南本城の口コミ情報
2024年08月19日 RED副将軍
在地土豪である座光寺氏の山城
オススメ度 ★★★★⭐︎
築城年代や築城主等の詳細不詳。座光寺氏の山城と考えられています。
座光寺氏は、源為朝の子の源為家が伊豆大島から信濃国伊那郡に移り座光寺氏を称したとも、諏訪氏の庶流とも云われ、戦国時代は武田信玄に従属していました。
1575年に座光寺為清は秋山虎繁とともに岩村城に籠城し織田信長勢と戦うも討死。座光寺氏は没落しました。
見所
並木沢川と西の沢川に挟まれた丘陵上に築かれています。南北に長い主郭は西から南に掛けて土塁が巡り、腰郭が敷設。北側は土橋が架かる空堀で区切られた先に北郭群が段々に連なります。主郭南側は東西の両尾根に郭群が連なります。東尾根、西尾根ともに深い堀切がありその先にも郭が認められます。
北本城は平時の居館であり、谷を隔てた南本城は大規模な実戦用の戦国末期の城郭であり座光寺氏が滅亡した1575年以降に武田氏、徳川氏などの大勢力により改修されたと考えられています。
2024年07月31日 ほりーないと
座光寺南本城の御城印の販売が2024年7月23日から始まりました
御城印︰1枚300円
販売場所:座光寺自治振興センター
(登城口の前にあります)
販売時間︰平日8:30〜17:15
※現在は平日のみの販売ですが、土日の販売を検討してくれるそうです
写真は7月下旬に撮影しました。夏場も整備されていて、いくつもある堀切などを遊歩道から撮影することができます。トイレにはフィッティングボードがあるので登城後に着替えもできます。冬場の方が遺構がハッキリしてオススメですが、夏場も楽しむことができます。
2022年02月12日 ほりーないと
座光寺地域自治会の皆様が25年前に整備をはじめた城跡です。ガイド組織「浪漫の郷 座光寺案内人」を立ち上げ、3ヶ月程前に案内していただきました。
座光寺氏が築いたと推定されていますが、文書が残されておらず詳しい事はわかりません。遺構の規模とその複雑な縄張りからして、座光寺氏単独で普請したとは考えにくいです。武田氏の手が加わったのか…想像が膨らむ城です。
座光寺氏は信濃源氏の片切氏の分流説や神氏(諏訪上社)後裔説があります。戦国時代、武田氏の配下となりました。その後、秋山虎繁と共に岩村城を守り、織田氏に逆さ磔に処されました。
地元自治会による整備活動は続いています。木が伐採されて少しずつ見やすくなり、訪城の度に新鮮さを感じます。
「浪漫の郷 座光寺案内人」の皆様から「多くの方にぜひ来て欲しい」とメッセージがありました。
座光寺南本城の徒歩圏内に元善光寺や様々な史跡がありますので、一緒に巡るのもおすすめです。
(この城の先人様の口コミがありますので、そちらもご参照下さい)
【写真】
①北曲輪の北側の堀
これほど複雑に折れた堀は、伊那谷でも南本城だけです(パンフより)
②北曲輪から見た北側の土橋
③北曲輪の土塁
複雑な土塁、撮影が難しい…
④本曲輪近くの石積?
自然ではあり得ないが、石積だと立証する資料がない(ガイドさん談)
⑤東側斜面の横堀
⑥西曲輪の南尾根を断つ堀切
⑦本曲輪の土塁
現在、キツネ城主様が住んでいます
⑧案内板
城内の色んな所に設置されています
※案内当日ではなく、後日撮影しました
2020年01月03日 【G6】OROKA参議
元善光寺のすぐ西にある麻績神社の裏手の山が城になります。麻績神社には広い駐車場もあります。
神社から本丸は登り10分強ほど。木々が多いものの、それなりに整備されてるので見やすいです。見所は各竪堀と土橋、本丸の土塁や奥にある馬出です。
探せばいろんな遺構の出てくる良い城です。元善光寺と一緒に見学しては(´▽`)