亀山城

亀山城([中塔城  周辺城郭])

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亀山城の口コミ情報

2020年12月06日 内記かずりヾ(・ε・。)


亀山城は中塔城の南東約3.3km、北条城の存する標高946mの通称城山から南へ延びる標高806mの尾根上端部に主郭が存します。南麓の金松寺からの比高は35m位でしょか。地形図を見れば亀の甲羅の様な山でしてきっとこれが名前の由来なんでしょう。

行き方はGoogleマップに位置登録されている南麓の金松寺(武田氏滅亡の際、旧領回復を目指す小笠原貞慶が旧臣を呼び寄せる為に陣を敷いたお寺らしいです。が、この時は信長に相手にされず失敗…京に帰る。)を目標に設定して下さい。駐車も余裕です。亀山城自体もGoogleマップに位置登録されているんですが、ピンは南東側に若干ずれています。金松寺の北側、道路を挟んで直ぐの場所に獣柵ゲートがあり、その背後の尾根上でお城は物好きな人を待ってます。

厳重過ぎる獣柵ゲートを開けて中に入るのは嫌なものですが、お城へは10分位で城域北端の食い違い堀切に辿り着きます。実はいきなりハイライトにぶつかります。お城は概ね南北に郭が三段連なっていて、削平面積はこの類いのものとしては相当な広さです。亀山城は北条城の大手筋にあるとされ、当然その前哨の役割を果たすものなんでしょうが、何だか別の目的もあるように感じました。又、お城の西麓から南麓へ沢が流れていますが、これを障壁として利用しない人はいないでしょう。

築城者は滋野氏の庶流、西牧氏で苗字に「牧」が入ってることからも解るように官制の牧場、「御牧」に関わる氏族だったようです。滋野氏の嫡流三家の一つ、望月氏は信濃十六御牧の筆頭とされる望月牧を支配し後に有力な武士団として成長しています。戦国時代に入ると西牧氏は小笠原氏に従っていましたが、塩尻峠の戦いで小笠原氏が惨敗すると武田氏に従属する事になります。元々小笠原氏との関係は過去の歴史的経緯から良好だったとはとても考えられず、後に小笠原貞慶が深志を奪還すると真っ先に血祭りに上げられました。

水路を整備し梓川流域の開墾、発展に貢献した西牧氏の領国経営は今も豊穣な果樹園に引き継がれている…梓川倭にあるほっとミルクの工場でソフトクリームを買おうとしたら定休日…思わず工場前でこんな感慨に耽ってしまいました。

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