林小城

林小城([林城  周辺城郭])

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林小城の口コミ情報

2024年03月22日 内記かずりヾ(・ε・。)


皆さん、私、林小嬢を覚えていますか…え、覚えていない?…ま、いいでしょ…別にアプリユーザーのみんなに知られていなくたってね。あたいは松本平のみならず信濃を代表する山城の一つとして結構有名、むしろ知らない方が野暮てものなんだから。えっ、じゃ、なんで登録城の肩書きを外されたのかって?…それを訊く方がもっと野暮てもの、理由は単純、姉の林大嬢の隣りに今も住んでるから。そう、一纏めにされちゃったのよ…そりゃ、落ち着いた重厚な雰囲気の姉さんには流石に負けるけど、頭に捻り鉢巻キュッと巻いた威勢の良いあたいの山城っぷりも一部では大人気なんだからっ!そりから言っておきますけど、小嬢、小嬢てみんな馬鹿にするけど、あたい小ちゃくないからっ!今日探索に来た男前なんて4時間30分位は悪戦苦闘していたわ…

…林小城(福山城)は林城の西南西約0.7km、薄川南岸(左岸)、標高973.3mの山塊山頂から北北西へ伸びる尾根端部上、標高約772m地点の平場を中心に立地する要害です。北麓の長野県道297号、兎川寺鎌田線からの比高は145m位でしょか。林城(大城)の立地する山稜とは山間鞍部を挟んで東西に相対する。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。登城路入口は山尾根の東西2箇所に付いているのでどちらでも。段郭を確認しながら主郭を目指すなら西側の方を選択しよう。

築城年代は不明、築城者は小笠原氏です。一般的には小笠原氏系城郭を代表するものの一つ。歴史的な詳細は省くが意外にもはっきりした事は判っていない。お叱りを受けるかもしれないが、個人的には長禄年間(西暦1457[年〜1460年)〜文明年間(西暦1469年〜1487年)が築城時期、もしくはその発生と考えている。そうでなければ辻褄が合わない事が沢山あるのだ。もう単純に堀切や竪堀の存在のみで戦国時代の縄張と決め付けるのは止めにしようよ。山地に堀を掘っただけの事、もはやそれだけでは技巧的な縄張だとも思わなくなった。林小城は小笠原貞慶による府中回復後、天正年間(西暦1573年〜1592年)中期頃の改修説が一部の人によって唱えられているが、筑摩郡入部後は休む間も無く奔走し、本拠である松本城(深志城)の改修、城下の整備すらままならなかった小笠原氏にそんな余裕がある訳無い。ましてや本拠とは別に廃城を再整備する必要性も無いに等しいだろう。

個人的には2回目の訪問、小笠原氏系城郭は時間に余裕が出来た時に結構再訪してるんだけど、林小城は常にその対象から外れてきた。理由は個人的なもの、冷静に考えると堀切が案外イケていない…主郭の鉢巻石積みとか大土塁とか各尾根筋の段郭とか見所は多いんだけどねぇ…でも今年に入って縄張図を改めてよく見ると城域を完全に廻り切れていなかった事が判明、そこで今回は縄張図の全てを辿る事を目標に臨んでみた。

お目当ては主郭の東側斜面に付く畝状竪堀(西側斜面にも付くが崩れ気味でイケてない…)と城域南端に付く長大な竪堀、やっぱ凄いや。特にこの竪堀なんて総延長200mを優に超える長大さ、曲げを伴いながら山稜下段まで一気に落とし込まれる。畝状竪堀は上段だと埋まり気味だけど中段、下段では割と明瞭、又、それ等とは別に主郭南側山側背後の竪堀2条が山際で合流する様も確認出来た。小笠原氏系城郭必殺の遺構、謂わゆる集合竪堀て呼ばれるものだ。

各所の竪堀を全て下りてみた結果、その都度主郭まで登り返す必要性が発生してしまうんだけど、小笠原氏系城郭の竪堀はパねぇもんが多いんでその疲労度たるや凄まじいものがある。竪堀は斜面横移動を阻止する事が目的とされるが、小笠原氏系城郭における一部の竪堀は本来の目的とは少し違うようなものも含まれているように思う。それを感じ取れただけでも収穫だった…ような気がする。

リア攻めを終えてみれば爽やかな疲労感、満足感の方が上回ったんだろう。そう思える阿保に生まれて良かったわ…

※鉢巻石積みで有名だけど雪に塗れて写真は殆ど全滅した。細かい箇所は気にしなくなったのでよしとしよう。

※お山は整備てよりは松枯れの間伐ですっきりした部分が多くなったような気がする。

2019年03月07日 カーネル
林城の南西に下山したら、林小城との間の狭い舗装路を北西へ向かいます

「旧真観寺跡」の標識を過ぎた先に林小城の登山口があります。動物避けの柵を越え地獄の釜を左に見ながら登る

雪で道がよく分からない・・・。けど見上げると看板があったのでそのへ向かうと、林小城→の標識

右折しても、雪で道がよくわからないので、標高を上げずにトラバースするように山をまくと尾根にでて、尾根を登る下からの道に合流

ここからは、道は明瞭でした。あとは登ると石垣がわんさかと出てきて、石垣の上が主郭です。こちらも土塁の囲まれていて反対側に下ると、堀がありました

堀から道を下ると、主要道に合流するのでこれで下りましたが、雪のせいで1回道に迷いました

最後は柵を超えて舗装路に出て、松本駅に戻りました。松本駅から林城と林小城を経て松本駅に戻り200分でした

2011年12月08日 赤いRVR甲斐守@松本
近年周辺町会で登城路が整備され、とても登りやすい。ただ、駐車スペースは近くにないので、少し離れた千鹿頭(ちかとう)神社の駐車場に止めるしかないか。
登城路は、山の西側から案内板に沿っていけば迷わずたどり着きます。途中雄大な竪堀を見ながら登ると15分位で主郭の前に出ます。登城路以外の場所にも遺構は多くありますが、少し分かりづらいかも。主郭を取り巻く石積みは見事。そこからの眺望もよい。

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