深地城
深地城([稗生城 遺構・復元物])
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深地城の口コミ情報
2023年09月16日 よっこいしょーいち
深地城は信濃川の川縁にある断崖絶壁の台地上に築かれています。
小千谷市史の縄張図によれば楔型の台地の突端に主郭があり南に二重の空堀があったらしい。現在はごくわずかな堀跡が残っているだけです。ただ隣接する五智院の西側にも堀跡らしきものがあるので五智院の境内(墓地も含む)も城域に含まれるのではないかと思いました。
現地の説明文によれば「この一帯は深地の岨(はば)と呼ばれ、古城があったと語り伝えられてきた所である。『温古の栞』などによると、南北朝時代に上杉憲顕の将 大関兵部(栃尾大野城主)の支城として、築かれていたという。その後、永正年間(1510年頃)に長尾為景の一族である深地入道時景の居城となったが、時景は天文年間(1540年頃)に叛乱で殺されてほろび、以後廃城になったとされている。崖下には深く長い洞窟があり、この洞窟は五智院境内に通じているという伝えが残されている。現在、城館跡に関する物的資料はこの台地南側にかすかに残る空堀だけで、いまだに多くの謎につつまれている。」とのことです。