石田為久・為景之墓

石田為久・為景之墓([丸山城  寺社・史跡])

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石田為久・為景之墓の口コミ情報

2025年08月13日 内記かずりヾ(・ε・。)


さて、小田急電鉄小田原線の駅、「愛甲石田駅」を知ってるかな。「愛甲」て言えば、おいらが眼の中に入れても痛くないぐらい大好きな城友さんなんだけど、「石田」の方にピンと来たアプリユーザーも多い筈…

そう、純一だ。正継とか正澄とか三成とか思った方は脳内変換が偏り過ぎてるぞ。このアプリを続けているとお城や歴史ばかりに傾斜してしまい世間一般的な感覚からはどんどんとズレていってしまう…石田て言えば誰もが純一なのら。たまには立ち止まって正常な感覚を取り戻そうぜ。そう、手遅れになる前にね…

ちなみにおいらがまだお母さんのお腹の中にいた15年位前に某大学病院の駐車場で彼を見掛けた事がある。真冬だったんだけどやっぱし素足に皮靴を履いていた…そん時は胎児心に、本当に◯◯(◯◯には何を当てはめて下さっても結構です。)なんだなぁ…とか思ったんだけど、拘りを貫くて事は凄い事なんだなぁ…等と今ではリスペクトしている。

石田為久・為景之墓は丸山城の東方約2.1km、歌川北岸(左岸)、高野山真言宗の寺院、石田不動尊圓光院の墓地内、標高約21mの丘陵台地斜面上に建つ墓塔です。要らん情報だけどね…

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。車はお寺さんの駐車場に捨てればよい。斜めに停めてるのを見られても「あらあら…」で済んでしまうぐらいの広さだ。

まず、石田為久と為景て誰なんだよて事なんだけど、両名は父子であり、為久が為景の子である。その出自は桓武平氏良文流三浦氏流蘆名氏支流相模石田氏…て事になるらしい。相模国大住郡糟屋庄内石田郷に住した平安時代末期に活躍した武士達だ。

何でこのお墓を訪ねたのかなんだけど、熱狂的な義仲様ファンであるおいらには無視する事が出来ない代物だからだ。即ち、寿永三年(西暦1184年)正月廿一日、「粟津の戦い」に敗れた木曽義仲は落ち延びるが、その道中、粟津松原において泥田にはまり込んで動けなくなってしまった。この時に同名に矢を放ち、兜の内側を射抜いたのが前述した石田次郎為久だ。倒れた義仲は為久の郎党、二人によって首を取られあっけない最期を迎えてしまう…

木曽谷で鍛えられた脳筋の義仲様が相州武士に討ち取られたなんて俄かに信じたくはないもんだけど、動けなくなっていたんじゃ仕方が無い…そうでもなければ、古今無双、一騎当千、万夫不当、縦横無尽な旭将軍が討たれる訳が無い…そして大金星を上げた為久はこの時の恩賞に伊豆国内三千町(!)、もしくは近江国坂田郡石田村を宛行われたんだそう。

やっと石田三成に繋がったかな。そう、伝承によれば、三成はこの相州武士、石田為久の後裔だとされている。事の真偽は不明なんだけど、あり得ない話でもないと思う。三成の家紋、「ONE FOR ALL. ALL FOR ONE. ALL IS WELL.」…もとい、「大一大万大吉」は元々は為久が用いていたとも云われる。

墓塔の現況は…新しい五輪塔だけど、どうやら昭和期に造立された物らしく、供養塔にもならないただの顕彰碑て感じ…おいらは一瞬で興醒めしてしまった。とっとと帰ろうよ…お墓参りの方達も不審な眼で見ている事だしね。

別趣味の帰りに訪ねてみたんだけど、色々と調べてみたら神奈川県の歴史て結構面白い。まだ深入りする気にはなれないとはいえ、信濃の歴史に一区切りを付けたら相模の歴史にのめり込もうかなて思っている。各市町村誌をお持ちの方で安く譲ってもよいよて方がいらっしゃいましたらお手数ですが伝言の方、宜しくお願い致します。

※ちなみに該地の北側、台地縁上は石田氏の居館城、石田城である。部分で発掘調査が行われたそうだが遺構は検出されなかったようだ。何処が城地なのかが判らなかったのでスポット登録はパスしとく。

※兜の内側を射抜いた〜この時の情景を描いた油絵が福島城のリア攻めマップにある、木曽義仲の資料館、義仲館に展示されている。

※大一大万大吉〜余りにも有名だが定紋ではないらしい。

※写真は1枚でええやろ…

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