須藤家の門(移築小田原城二の丸幸田門)
須藤家の門(移築小田原城二の丸幸田門)([中村館 遺構・復元物])
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須藤家の門(移築小田原城二の丸幸田門)の口コミ情報
2025年11月03日 いれぶん武蔵守
須藤家の門扉
現在、須藤家で使用されているこの門は、小田原城二の丸の「幸田門」で、明治四年(一八七一年)廃藩置県による廃城により、小田原城が国の所有となり、民間に払下げられた折に、須藤家の当主であった須藤米三郎氏が購入したものである。
当時、豪農であった須藤家では、この門を解体せずにイカダに乗せ、小田原より海上を押切まで運び、陸揚げした後、鴨沢地区の村人が総出で、自宅まで運んだものである。
門の高さ 三メートル
門の横幅六・〇二メートル
柱の巾三八センチ
柱の厚さ二三センチ
扉の幅一・二五メートル
扉の高さ 二・四メートル
扉の厚さ 九センチ
平成二年三月
中井町教育委員会
(案内看板全文)
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屋敷周囲を囲う黒板塀や、その土台となる石積で固められた土塁もあって、武家屋敷を思わせる重厚な佇まいを見せてくれますが、農家だと記されています。大切にされてきているのがよくわかるほど、美しく保存されていてありがたいです。
"解体せずに村人総出で運んできた"と言うのにちょっと感動するほどデカく、多分大騒ぎで運んできたその情景を思い描いて、なんだか笑ってさそまいました









