三の丸二重櫓跡
三の丸二重櫓跡([小田原城 遺構・復元物])
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三の丸二重櫓跡の口コミ情報
2023年05月09日 にゃにゃーにょ豊後守
幸田口三の丸土塁、手前だけ覗いて引き返しておらぬか?
堀跡の上に建つ小田原郵便局の裏側が三の丸北東隅にあたり、二重櫓が存在した場所なのじゃ。
説明板などは無いが城絵図に描かれていた石垣もあり、櫓台から振り返り目にする土塁もなかなかじゃぞい。
雰囲気を堪能しつつそのまま反対側の通りへ抜け、大手門跡を巡って登城するのも良いぞ。
この二重櫓当初はL字形の平櫓であったが、元禄地震で小田原城が大破した後に二重櫓となったようじゃ。
小田原城絵図「文久図」の記載では一階が四間✕五間、二階は三間✕四間(1間は約1.82m)高さ五丈六尺(約17m)で、他の二の丸二重櫓と同じ形じゃ。
なお三の丸は家老・重臣の武家屋敷地で、この櫓の場所は幕末期には山本内蔵邸の敷地内であった。
山本内蔵(くら)は御番頭中最高位で藩2番目の高禄(千四百五拾石)を与えられ、屋敷地は弐千八百七拾九坪の広さだったのじゃ。