神原家住宅長屋門

神原家住宅長屋門の口コミ情報

2023年10月24日 いれぶん武蔵守


今川家一門衆である蒲原家は、1548年の桶狭間の戦いで当主・蒲原氏徳を失い、家督を継いだ徳兼は、1569年の信玄による駿河侵攻や家康による掛川城攻めにおいても、富士川西岸の蒲原城を失いつつも、朝比奈泰朝と共に最後まで今川氏真を支え、遂には浪々の憂き目となります。

蒲原徳兼は帰農した後、1609年になってから幕府に牧野村名主とされ土地と屋敷免が与えられていて、邸宅敷地と長屋門は往時の姿を保っています。

一部アルミ建材に変えている部分もありますが、門下の石垣を含め十分に威容を感じる事ができました。