伏馬田城(尾崎城)
伏馬田城(尾崎城)([奥牧野城 周辺城郭])
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伏馬田城(尾崎城)の口コミ情報
2023年10月25日 いれぶん[⭕️雁雁]
こちらに訪れたのは3回目になる。偵察を2回繰り返してわかった事は、駐車場がない、公衆トイレがない、店舗・自動販売機がないと言う事。
駐車場については役所の町案内にも問い合わせたが、どこにもないようだ。結局、求めるものは①青根キャンプ場②やまなみ温泉③R413青野原のコンビニまで移動しないと手に入らない。やまなみ温泉から配車される乗合タクシーを利用するか歩くか。まずはこれを解決しなければ来れません
比高は150mほどだが、等高線を見る限り東西南は峻険。北側だけが緩やかでこちらが大手道なのだろう。しかし、時間短縮を想定して西側(仁の丘農園側)からの登城を選択。
入るとすぐ、段状に削平と切岸を交互になされたような加工が三段ほど続くが、高さはそれぞれ2mほどだろうか。通路脇も土塁状である。まとまった兵を置ける所はこちら以外では稜線沿いの削平部しか結局なかった。その後は稜線まで階段の多い急傾斜地であり、非常に脆い土質なので足元には注意が必要。息を切らして稜線到着。
稜線を南下すると削平された部分になりテーブルとベンチが据えてある。副郭であろう。帯郭的な平坦地を二箇所ほど経て主郭に至る。大きめだが崩壊して高さが小さくなった堀切が1〜2カ所ありました。枝払いしていないので眺望はそれ程よくないが、石老山などははっきり見えるポイントがあり、狼煙台としては十分だと思う。
帰路は気になっていたので稜線沿いに北入口方面に足を伸ばしてみた。予想通りと言うか、ピークとピークの間になる低地部分は堀切状の加工がなされているように見えた。脆い土質なので単に崩れただけなのかもしれないが、防衛上は必要な措置になるだろう。規模こそ小さいけれども、地元の人々に大切にされている山城だと感じました
2021年02月19日 三輪左近衛少将直虎
伏馬田城は津久井城の支城で北条氏配下の尾崎氏が守っていました。尾崎集落には詳細な案内板がありパンフレットもありました。
藤野駅からやまなみ温泉まではバスがありますが、その先は実質的に徒歩しか手段がありません。2時間ぐらい歩いていつの間にか尾崎集落に着いていました。地元では尾崎城と呼ばれているようですね。集落の突き当りに数軒の家があり城への道標に従い山道へ入りますが、この時点で8合目ぐらいまで来ているので伏馬田城へは傾斜の少ない山道を10分ほど登れば着いてしまいます。遺構は風化しており堀切もほとんど埋もれていましたが、ここからの眺望は美しく送電線がないので戦国時代に見張りについていた兵士たちが眺めたのと同じ景色なのだろうと思いました。
4月なら春の女神ギフチョウにも出会えるかもしれません。珍しいチョウですが、保護されているおかげで意外と目にすることができます。