小浜城
小浜城([万喜城 周辺城郭])
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小浜城の口コミ情報
2022年08月04日 RED副将軍
断崖絶壁の険しい岬に築かれた天然の要害🏯
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
1493年、万木城主である土岐頼定が家臣の鑓田勝定に命じて万木城の支城として築城。
1588年、鑓田勝定は館山城主である里見義頼の命を受けて相模国三浦で後北条氏と戦うも、その隙を乗じて勝浦城の正木氏が小浜城を急襲し落城します。里見氏は援軍を送るも奪回は出来ず。
1589年、鑓田勝定は夜襲で城に火を放ち、正木氏を追放し、小浜城奪回に成功しました。
しかし、1590年に本多忠勝が大多喜城主になると、小浜城は本多氏に攻略され廃城となった様です。
見所
三方が太平洋に突き出た岬の断崖絶壁に築かれています。
海蝕により崩落やコンクリートで虎口や土塁が固められたりとかなり改変されています。
小規模ですが断崖上に連なる郭はそれなりに楽しめました。
2020年07月30日 昌幸近江守晩秋リア旅
現在のいすみ市ほどの領地だった万喜土岐氏が、秀吉の全国統一まで勢力を維持できたのは、海賊集団を束ね、制海権を握ったからに他ならない。
小浜(こばま)城は、南側に丹ヶ浦という自然の船着場を持ち、北側には当時の夷隅川の河口があり、川を上れば万喜城に至るという絶好の位置に築城された。
城主は鑓田美濃守。
主郭部は現在、八幡神社が建立され、中腹には削平された大きな曲輪があり、居館跡(実務を行なっていた)と推測できる。
【写真の説明】
①大手門跡
②居館跡の虎口。この地域特有で岩盤を削っている。神社化のためコンクリートで固められているが…
③虎口上から居館跡と主郭を見る
④岩盤を削り残し、土塁と見立てた細尾根。万喜城でも見かけた。眼下には丹ヶ浦。
⑤細尾根先端から主郭を見る。居館跡下は段曲輪になっているようだ。
⑥主郭
⑦丹ヶ浦から見た小浜城