栗山城
栗山城([大多喜城 周辺城郭])
大多喜城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「栗山城」の地図・口コミがご覧頂けます。
※「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。
栗山城の口コミ情報
2024年01月16日 _ClaD雅楽頭リアの季節
REDさんの口コミに加えて、中央のため池を確認したので書いておきます。
大多喜城の駐車場から尾根に登って尾根上を北西に進むと野鳥の観察小屋があります。そのあたりから東へ下りると比較的傾斜が緩やかです。急傾斜を避けて東へ80メートルほど進むと尾根状になってきて、途中に小ぶりの堀切があります。尾根に沿ってさらに30メートル下りていくと谷底に堰堤があるのが見えてきます。千本城の最奥にある堰堤と似たような作りです。
堰堤のすぐ上までは安全に下りてこられますが、そこから堰堤のところまでは切り立っているので気をつけて安全なところを見つけてください。
堰堤を渡って北側の急な斜面を登ると、水の手への虎口と見られる遺構もあります。
冬でもそれなりに藪を漕ぐ必要はあるので上級者向けですが、栗山城はここを見ずに語れない遺構といえそうです。
2022年08月28日 RED副将軍
大多喜城の前身である小多喜城と考えられる城🏯
オススメ度 ★★★★⭐︎
大多喜城の創建は、真里谷氏の築いた小多喜城が始まりと云われています。小多喜城の場所は諸説あり特定されていませんが、この栗野にある栗野城が最有力と考えられています。
小多喜城であるなら1521年に武田信清により築城された真里谷武田氏の拠点で、1543年には正木氏と真里谷武田氏の争いがあり、勝利した正木大膳が居城としました。1590年の豊臣秀吉による小田原征伐で里見氏が上総を没収されるまでは、小多喜正木氏の本拠地となっていました。
見所
主郭部は民家や神社となり大部分が立入できないですが、高低差のある段差や溝で区画された郭群と、それを巡る腰郭が確認できます。
一番の見所は主郭部西側背後には虎口状の遺構と大堀切で防御線が張られ、かなりの規模に圧倒されます。
大堀切の先には西から南に回り込む尾根が続き、L字型土塁や土橋、堀切等が随所に見られます。
行き方は、大多喜城の駐車城にある茶屋裏側あたりのハイキングコースから登城することができます。写真⑧
今回は、南西部から尾根筋を回り込み大堀切から主郭に辿り着くコースで登城しました。
大多喜城だけでなくこちらもぜひ!