鹿野岡城

鹿野岡城([山之城  周辺城郭])

山之城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「鹿野岡城」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

鹿野岡城の口コミ情報

2021年02月02日 国府左京大夫城介


鴨川地域を一望できる山城

【歴史】
築城年代、築城者ともに不明。
打墨地区の浅間神社の「社書上」において、高澤右衛門尉なる人物が城主をしていたことは判明している。

【遺構】
山之城の北東約6kmにある鴨川富士(鹿野岡山)の稜線上に築かれている。
主となる郭が2つあり、北側の郭が山頂にあたり、北側は段曲輪、東側には堀切がある。南側の郭は南東側に堀切、西側は急斜面となっている。土塁や、稜線を分断するための堀切などの遺構が残っている。鴨川市の調査では、虎口も確認できたとのことだが、自分は見つけられなかった。

【感想】
山之城・長狭街道など鴨川市全域をほぼ一望でき、天気がよければ富士山も望めることができるほどの場所なので、ここに城を築かないなんて有り得ない立地です。標高は208mとそれほど高くないのですが、かなり急傾斜で登山道には所々ロープが設置されており、険しい要害であることを伺えます。
他の房総の城にあるような岩盤を掘削した堀切はなく、土を掘った堀切となっています。

登山口は二か所ありますが、どちらも「個人宅に入るの!」と思うような場所でやや分かりにくい登山口になっています。打墨(うつつみ)登山口は草が生い茂っており道が分かりにくいですが、傾斜はあまりきつくないです。一方、花房登山口は道ははっきりとしていますが、打墨登山口より傾斜がきつくロープが設置されている箇所が多く、崖沿いを歩くようなコースとなっています。なので、個人的には打墨登山口を利用することを推奨します。

この城には野生の猿が結構いますので、一応注意してください。特に威嚇等はされず、人の気配を感じたら木から降りて地面を走って逃げていく姿を何度も目撃しました。

【アクセス】
安房鴨川駅より打墨登山口(西側)まで徒歩40分、花房登山口(東側)まで徒歩35分。
両登山口から頂上までは、約30~40分。

【写真】
1:花房登山口にある鴨川富士の説明板
2:山之城方面の眺望
3:打墨浅間がある嶺の堀切
4:南郭の西側斜面
5:南郭と北郭の間にある鞍部
6:鴨川富士山頂(北郭)
7:北郭の段曲輪(縁部が土塁になっており池の跡らしい?)
8:北郭から花房登山口方面にある堀切

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料、アプリ内の課金も一切ナシ!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore