物見台城
物見台城([多古城 周辺城郭])
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物見台城の口コミ情報
2023年02月12日 マグロ常陸介祐平
神社脇の薮の中に空堀が見られます。神社の裏側には土塁に囲まれた小規模な曲輪があり、虎口も開口しています。多古の城には珍しく、城を示す案内は見当たりません。
2022年04月21日 国府左京大夫城介
中城の南東に位置する大城郭
【歴史】
築城年代、築城者共に不明。中城を築いた千葉胤貞が築いた可能性がある。
【遺構】
多古城から北北東2.9kmに位置し、比高40mの台地上に築かれている。諏訪神社の西側に土塁や虎口、竪堀が、南西側には、物見台城の名称の元となった物見台や土塁、腰曲輪が残っている。
【感想】
以前訪れた際はかなり藪が酷かったですが、地元の方々によって物凄く綺麗に整備されています。本来は台地全体が城郭だったようですが、大部分が畑になっていますが、一部残っている遺構は見事なものだと思います。諏訪神社の西側にある土塁に囲まれた方形状の郭(枡形虎口か?)がよく残っています。郭の北側に台地下へと落ちていく竪堀(切通)もあります。また、ここから南西にある物見台に向けて、台地の縁沿いに100m近い腰曲輪があることから、かなり大規模な城郭だったと推測されているようです。
多古町では、物見台城と土やぐら城は別の城扱いになっていますが、なんとなく一つの城であるような感じを見受けることができます。同じ台地上にあり、対角線上で約300mほど離れているだけなので、わざわざ別の城として造る意味合いがないと思っています。
【アクセス】
道の駅多古から自転車で約15分。諏訪神社脇に駐車スペースあり。
【写真】
1:物見台
2:腰曲輪
3:虎口1
4:虎口2
5:藪だらけの頃の虎口2
6:蛇行するように落ちる竪堀(切通)