分城(飯土井城)
分城(飯土井城)([多古城 周辺城郭])
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分城(飯土井城)の口コミ情報
2021年10月12日 昌幸近江守晩秋リア旅
千葉宗家の千葉胤貞が築いたと伝わる分(わけ)城。別名:飯土井城。城内には妙見社が建てられていて、千葉氏ゆかりの城の証となっています。
戦国期に向けて改修整備され、並木城と同じ台地にあることから、連動して戦事にあたっていたと思われます。
小ぶりの方形居館ですが、横矢が掛かるよう工夫されています。
駐車場はありません。道の駅多古でレンタサイクルで訪れましょう。
【写真の説明】
①妙見社への参道(登城口)
②参道は主郭を囲む空堀を改修したもののようですね。
③社殿と土塁。一番高さのある土塁で櫓が設置されていた事でしょう。
④主郭空堀。
⑤主郭と隣の郭を遮る堀切。
⑥隣の郭には高くなっている土塁があります。物見台か?
2021年02月04日 国府左京大夫城介
北朝に与した千葉胤貞の城
【歴史】
鎌倉時代末期から南北朝時代にこの地を治めていた千葉胤貞が築いたと伝わっている。
【遺構】
道の駅多古から北東800mに位置し、栗山川の東側にある比高20mの舌状台地に築かれている。
主郭には、文政年間に移行された千葉氏が信仰した妙見神社が祀られている。その周囲を、土塁、空堀、物見台が良好に残っている。主郭の東側は農地となって、遺構は全く残っていないが、「一の屋敷」「二の屋敷」があったと伝えられている。
【感想】
現在は、妙見神社を中心に空堀・土塁でがっつりと囲まれた単郭になっているが、地元の伝承にある一の屋敷、二の屋敷が東側にあることから、実際はもう少し大きな城であったのではないかと推測します。妙見神社の背後にある物見台は、妙見社より高く往時は多古の地をかなり見渡せたと思います。
妙見社もあるので、地元の方が整備されているので、空堀もほぼ自由に歩くことができます。南東側の空堀だけは、倒竹で全く進むことができませんが…
【アクセス】
道の駅多古から自転車で5,6分程度。
付近に駐車するスペースはありません。
【写真】
1:登城口
2:標柱
3:妙見神社
4:東側の土塁と空堀
5:物見台
6:空堀
7:分城の東側、一の屋敷・二の屋敷があったと伝わる