志摩城
志摩城([多古城 周辺城郭])
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志摩城の口コミ情報
2023年02月13日 マグロ常陸介祐平
多古城同様、千葉氏宗家滅亡の城です。説明板に遺構は見つかっていないと書かれていますが、それらしい雰囲気は伝わってきます。
2021年01月24日 国府参議城介
千葉宗家滅亡の城
【歴史】
築城年等は不明。
享徳の乱において、古河公方派の宗家・千葉胤直が叔父の馬加康胤により攻められ、千葉宗家が滅亡した城となっている。この際に、廃城となった可能性がある。
【遺構】
道の駅多古の南1kmほどにある標高18mほどの独立上台地に築かれている。現在、周囲は水田となっているが、当時は沼地であり、それを天然の要害としていた。
塙台(東側)と二ノ台(西側)といわれる2つの独立した郭から構成されている。それぞれ広大な単郭であり、兵力は多く置けるが、防御的な遺構は乏しいが、塙台には枡形虎口が残っている。
現在は農林公園となっており、塙台・二ノ台ともほぼ農地となっている。
【感想】
道の駅多古からも島状の台地がはっきりと見え、当時は浮城であったことが伺えます。
城内はほぼ農地となっているが、地形自体はそのままの状態で残っており、城の大きさを伺い知ることができます。極めてシンプルな造りで、見所も枡形虎口くらいなので、見学自体は10分もかからずに見終えることができます。
ただ、この城で千葉宗家が滅亡したということで、千葉氏としての歴史を語る上では重要な城だと思います。
【アクセス】
道の駅多古から自転車で8分。
多古町で数少ない駐車場が完備されているお城です。
【写真】
1:説明板
2:塙台の枡形虎口
3:塙台の腰曲輪若しくは船着き場跡
4:標柱
5:八幡神社
6:二ノ台