小御門城

小御門城([長沼城  周辺城郭])

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小御門城の口コミ情報

2021年03月12日 【国替準備】国府左京大夫城介


藤原(花山院)師賢卿が配流された地

【歴史】
元弘2年(1332)頃か?
元弘の変において、後醍醐天皇が笠置山に入るため、身代わりとして比叡山に入った藤原(花山院)師賢公が下総に配流時の屋敷跡(十日屋敷)と伝わる。十日屋敷の由来は、師賢公がこの地に配流され、十日後に薨去されたからです。また、地名の由来である小御門(小帝)は、前述した後醍醐天皇の身代わりで比叡山で鎌倉幕府軍と戦った藤原師賢公のことを指しています。
その後の歴史は不明だが、現在の遺構からして戦国時代に改良され、大須賀氏の砦として用いられたと思われる。

【遺構】
助崎城の北北西1.3kmほどに位置し、小御門神社の南にある山林の中にあります。
台地の南端部にある三角おにぎり状の単郭で、土塁と空堀が明瞭に残っている。また、主郭内には藤原師賢公の記念碑があります
城の遺構ではありませんが、小御門神社(明治15年建立)は、建武中興十五社の一つで藤原師賢公が祀られています。神社内には、師賢公の墓と伝わる公家塚があります。

【感想】
土塁や主郭を囲う空堀など遺構の状態はよく、大須賀氏の居城である助崎城を守る出城の一つであることは十分に伺うことはできます。特に、南西側の空堀は薬研堀となっており、幅広な上、かなり深く、一番の見所だと思います。ただ、主郭の状態から推測すると、全く整備されていない訳ではないようだが、主郭の南側や空堀内は藪や倒木があり、藪漕ぎに慣れてない人にはやや厳しいかもしれません。
また、城の北側にある小御門神社は、それほど大きな神社ではありませんが、御祭神は災いから護ってくれる「身代わりの神様」なので、是非お参りしてみてください。

【アクセス】
成田線・久住駅から徒歩で60分。
車の場合は、小御門神社の駐車場を利用可。

【写真】
1:北側の土塁
2:主郭にある藤原師賢公の記念碑
3:北側の空堀
4:南西側の空堀
5:小御門神社
6:藤原師賢公の墓と伝わる公家塚

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