岩富城
岩富城([根古屋城 周辺城郭])
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岩富城の口コミ情報
2022年10月17日 国府左京大夫城介
岩富藩主・北条氏勝の居城
【歴史】
文明4年(1472)に、千葉氏の重臣・原氏の一族である原景広が弥(岩)富の地に築城し、その子胤行(弥富原氏)が城主となった。
天正18年(1590)に、小田原征伐により千葉氏と共に弥冨原氏が滅びると、徳川家康に降伏し家臣となった北条氏勝(北条綱成の孫)が、この地に一万石で封ぜられた。慶長18年(1613)に、氏勝の養子である氏重が、下野富田に移封されると、岩富藩は廃藩となり、廃城となった。
【遺構】
根古屋城の北西2.9kmに位置し、標高30m(比高20m)の台地に築かれている。
現在は浅間神社の境内となっているが、曲輪、土塁、空堀、土橋が残る。また、台地の所々にかつての城跡の名残が残っているという。
【感想】
空堀と土橋はかなりよく残っているのですが、如何せん藪が凄すぎて、写真映りは最悪です(-_-;) さらに神社の境内だというのに藪だらけの上、あまり人が来ないのか、参道に蜘蛛の巣が張っている状態でした。藪を刈れば、それなりに見栄えのするお城だと思うんですが…
台地全体がお城であったらしく、所々遺構が残っており、南側の郵便局付近に空堀らしき跡が残っています。
【アクセス】
佐倉駅からレンタサイクルを使用して、約30分。
【写真】
①遠景(北側から)
②説明版
③登城口
④土橋と空堀
⑤主郭
⑥土塁
⑦郵便局近くにある空堀(畑の辺りが僅かに凹んでいる)