龍腹寺
龍腹寺([松虫城 寺社・史跡])
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龍腹寺の口コミ情報
2024年07月27日 マグロ常陸介祐平
平城天皇の勅願所として大同2年(807年)に延命寺として創建され、917年に旱魃の降雨祈祷をしたところ天に昇る龍が引き裂かれ、お寺に龍の腹部が落ちてきたことから龍腹寺と改名されています。
千葉氏縁のお寺で、1231年に千葉氏の奥方の常代君が夫ので浮気に嫉妬して入水自殺し、霊魂を鎮める為に毛髪を納め如意輪観音を祀る毛堂(写真7,8枚目)があります。
また、永正5年(1508年)には、千葉氏と北条氏との戦いで焼けているようです。
東国戦記には、天正3年(1575年)小林城主原肥前国と笠神城主原豊前守が江戸崎の土岐氏や小金の高城氏に攻められ、このお寺に逃げ込み、僧兵が応戦するも焼かれたと記されているようです。
お寺は防衛機能を持っていたようで、延命地蔵尊には、山門左側や鐘楼、日枝神社の周辺に土塁状の土盛りが見られます(写真1,2,4枚目)。
梵鐘(写真6枚目)は、南北朝時代のもので、千葉県の文化財に指定されています。
東京都江東区にある深川不動堂旧本堂(江東区文化財)は、戦後になってこのお寺の地蔵堂を移築したものです。