国府台鳥瞰図・説明板
国府台鳥瞰図・説明板([国府台城 碑・説明板])
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国府台鳥瞰図・説明板の口コミ情報
2021年07月10日 長森原
国府台城跡にある里見公園の外壁に、錦絵「利根川東岸弌覧」の複製画が嵌め込まれています。
この絵は1868年に歌川貞秀によって描かれたもので、これを見ると今から150年前の旧利根川(現・江戸川)や国府台周辺の風景・地形について窺い知ることができます。
現代とは違って、かつての国府台の台地下は真間川の河口が奥深く入り江となって湿地帯が広がっており、国府台から上総に向かう道は砂州と砂州を「継ぎ橋」で結んだものでした。
絵画ですのである程度誇張がなされていると思われますが(崖の高さや入り江の広さ等)、往時の国府台城が今よりはるかに要害地形であったろう事が想像できます。
里見軍の軍用水だったという「羅漢の井」や、万葉集に歌われた「真間の継橋」を、錦絵での描かれ方と実物を比較して見て歩くのも面白かったです。