生実藩主 森川氏墓所

生実藩主 森川氏墓所の口コミ情報

2025年05月25日 ラッセル小弓公方外記
【重俊院】生実藩１万国、森川家の菩提寺で２代藩主重政が亡き父森川出羽守重俊を弔うため寛永２年(1632)に建立を幕府に願い出て認められた。
重俊は慶長２年(1597)徳川家康の三男秀忠に仕え、宇都宮・上田の戦いに従軍し、下野国に三千石を賜ったが、あやまちを犯して酒井家次に預けられた。その後、２代将軍秀忠の時、元和元年(1615)大阪夏の陣に加わり、寛永４年(1627)に再度秀忠に仕えて、上総・下総・相模3国に１万国を賜り、寛永5年11月11日より西丸老職(のちの老中)の座にあったが、寛永9年1月24日、秀忠が死去すると、江戸の藩邸で殉死した(４９歳)。