八幡神社跡説明板

八幡神社跡説明板([立川氏館  碑・説明板])

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八幡神社跡説明板の口コミ情報

2024年10月31日 いれぶん[⭕️雁雁]


武蔵国多摩郡牧監に補任された日奉氏西党に属する立川氏は、平安時代に系図上は二庁官系だったらしいくらいしかわかりませんが、鎌倉時代は御家人として戦役をこなし、土地を得て地頭職となっています。平山氏等、他の西党と同じように室町時代は宮仕えから離れて、また武州南一揆にも同調しています。そして戦国時代は北条氏照幕下でした。500年以上に渡りこの地を守り続けた一族の氏神である八幡神社も、現在は本殿を諏訪神社内に置いていますが、立川氏館や立川宮内少輔館とされる福厳寺等と、勢力範囲を大切に守っていた様子を偲ぶ処ではありましょう

市指定史跡
八幡神社本殿跡
所在 立川市柴崎町一丁目七番十七号先
指定昭和三十年三月十日
 八幡神社は、かつてこの地に勢力をふるった立川氏が、代々尊崇した神社です。創建は建長四年(一二五二)と伝えられています。
 社殿は再度にわたり火災にあいました。現在の本殿は、天保十二年(一八四一)に造営されたものです。その後、明治四十年(一九〇七)に、諏訪神社本殿の東隣に移築されて現在に至っています。
 なお、天正十四年(一五八六)に立川照重内女お禰々が八幡神社に奉納した阿弥陀如来像(市指定有形文化財)が、諏訪神社に保存されています。
昭和六十三年三月二十一日
立川市教育委員会
(案内看板全文)

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