春清寺
春清寺([天神山城 寺社・史跡])
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春清寺の口コミ情報
2022年05月31日 国府左京大夫城介
柴田勝家の孫が中興開基した柴田家の菩提寺
【歴史】
慶長7年(1602)に、旗本(青山百人組)の大原春清(無徹玄心)がこの地に小さな庵を開創した。
元和元年(1615)、柴田勝重(柴田勝家の孫。父親は勝家の姉の子で、後に勝家の養子となった柴田勝政(越前勝山城主))が大坂の夏の陣での功により、多摩郡上仙川村等500石を加増された。そして、先祖の菩提を弔うために草庵を改築し、春清寺として中興開基した。その後、勝重の孫である勝門の代に三河に転封され、柴田氏はこの地を離れている。
その後、寛政8年(1796)に、勝重から数えて10代目の勝房によって、柴田家の由来を書いた石碑(柴田家家碑)を建立している。
【遺構】
柴田勝重を始め、柴田氏一門の墓が20基ある。柴田勝重の墓石は宝篋印塔で、武家では三鷹市内唯一の物となっている。
柴田勝房が建立した柴田家家碑も、柴田家の墓の側にある。
【感想】
柴田勝家が好きな人であれば、一度は訪問してもいいかもしれません。柴田家の菩提寺であるため、寺紋はちゃんと「丸に二つ雁金」となっています。また、柴田家家碑には、柴田勝家の功績や勝家の兜を埋めた勝淵神社、春清寺などが記されています。
【アクセス】
仙川駅から徒歩15分。
金子氏館から徒歩8分。
春清寺の駐車場を利用可能。
【写真】
①春清寺正門
②本堂
③寺紋の「丸に二つ雁金」
④柴田家家碑
⑤柴田勝重墓
⑥説明版