中島登出生之地碑

中島登出生之地碑の口コミ情報

2024年09月13日 いれぶん[⭕️雁雁]


八王子千人同心家長男として生まれ、天然理心流四世の山本万次郎より目録を認められていたのに、千人同心同僚と諍いをおこして殺害してしまい、縁戚である井上家(千人同心松五郎、新撰組源三郎輩出)に隠棲。同じく縁戚の近藤勇の要請で武蔵甲斐相模の探索役を経て新撰組加入。鳥羽伏見の戦い、甲陽鎮撫隊、宇都宮の戦い、日光口の戦い、会津戦争、箱館戦争に参戦しています。降伏し収容中に『中島登覚え書』『戦友姿絵』『箱館海戦図』を残していて、これらが現在の彼への高い評価を招いています。

この地にあるのは石碑だけで、案内看板や説明もありません。ですが子孫の方が立てられています。ほど近い観栖寺にある中島一族の墓地にも、少し足を伸ばした心源院の山本万次郎の墓にも、なんの表示もありませんでしたので、この地と石碑に偲ぶ気持を寄せて欲しいのだと思いました。