太田道灌物見台
太田道灌物見台([高輪大木戸 周辺城郭])
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太田道灌物見台の口コミ情報
2024年07月15日 マグロ常陸介祐平
太田道灌が斥候を置いたと伝わる塚(写真6枚目)で、亀塚と名付けられています。古墳と思われていましたが、発掘調査では埋葬施設や周壕が見つからなかったので、古墳とは断定されていないようです。聖坂を少し下った所にある亀塚稲荷神社の由緒書には、太田道灌が物見台(燈台)を置くにあたり守護神として創建したとあります。境内には5基の板碑が見られます。
亀塚のある亀塚公園は、もともとお隣の済海寺(更級日記の竹芝寺)の境内で、その後公園部分が沼田藩土岐家の下屋敷となっており、塚の上にある亀塚碑は、藩主の土岐頼煕により建てられています。明治になると皇族華頂宮家の屋敷となり、聖坂側の入口の公園らしからぬ塀は、華頂宮邸の遺構です。
亀塚の崖下には、御田八幡神社が鎮座しており、史跡巡りにはよい場所です。
2024年05月12日 RED副将軍
港区高輪エリアに残存する物見台
オススメ度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎
文明年間(1469年〜1487年)に太田道灌が築いたと伝わります。
享徳の乱や長尾景春の乱の際に斥候(物見)として利用された様です。
江戸時代には上野沼田藩の土岐伊勢守の下屋敷となり、明治維新後には皇族華頂宮家の宮邸となりました。
見所
三田台の高台に築かれており、かつては関東平野全体を見渡せたとされます。
現在は亀塚公園となり、高層ビルが立ち並ぶため眺望は制限されています。
行き方は、泉岳寺駅または白金高輪駅から徒歩10分程度です。
都心の高級住宅街に残る遺構です。偶にはこんなのも。